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-0001/11/30この薬を飲んで抜歯をすると…。

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療の ううえの歯科医院 の岡野です。


ビスフォスフォネート関連顎骨[BRONJ]

薬剤関連顎骨壊死[MRONJ]


今日は、飲み薬が原因で、アゴの骨に壊死が起こるお話です。



BRONJとは、顎の骨に傷ができた際に傷口が治りにくく、骨がむき出しのままになる病気です。


まず骨粗鬆症についてお話しします。

通常、骨は常に新しい骨に置き換わるというのを繰り返しています。

骨粗鬆症は骨がスカスカになり骨折をしてしまう病気ですが、薬で骨を壊す細胞の働きを抑えることでさらにスカスカになるのを止めます。

しかし、古くなったり壊れた骨の組織が壊されて新しいものが新しい骨置き換えられなくなると、壊れた部分、傷が治りにくくなります。


この薬がBP製剤[注射薬:アレディア、ゾメタ、飲み薬:ボナロン、フォサマック、アクトネル、ベネット]などこの商品名以外のものもあります。


骨粗鬆症、がんにかかられたことがある方[乳がん、前立腺がん等]、骨に関する先天的疾患、ステロイドを服用されている方は、合わせて薬を受けている方が多いです。


抜歯などの外科処置に際しては、3ヶ月お薬の服用をやめないといけない場合があるので、過去もしくは現在これらの薬を受けた方は必ず歯科医師に伝えてください。

但し、自己判断で薬を止めることは避けてください。

気になることがある方はぜひうえの歯科医院のスタッフに声をかけてください!