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-0001/11/30栄養素辞典:ビタミンE

皆さまこんにちは!鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院歯科助手・管理栄養士の高橋です♪


今回も栄養素について管理栄養士が徹底解剖してまいります!

情報が溢れる世の中ですが、皆さまは栄養素のことをどれだけご存知でしょうか!?

栄養素一つずつ、まとめているので、ぜひご活用ください!


栄養素辞典 第三弾は「ビタミンE」について!


ビタミンEは美容やアンチエイジングの味方の栄養素!

ビタミンEはビタミンCと効果を発揮します。


1.ビタミンEとは?

ビタミンEとは、細胞膜のリン脂質二重層内に存在します。

動物におけるビタミンE欠乏実験では、不妊以外に、脳軟化症、肝臓壊死、腎障害、溶血性貧血、筋ジストロフィーなどの症状がみられます。

ビタミンE過剰症としては、出血傾向が上昇します。

通常の食生活では、ビタミンE欠乏症やビタミンE過剰症は発症しないといわれています。


摂取されたビタミンEは、胆汁酸などによってミセル化された後、腸管からリンパ管を経由して吸収されます。

ビタミンEの吸収率は、29~86%と推定されていて、かなり幅があり、未だにビタミンEの吸収率は確定はされていません。


●ビタミンEの役割1:強い抗酸化作用(アンチエイジング作用)

抗酸化という名の通り、体内の脂質の酸化を防いでくれるのがビタミンEです。

ビタミンEの抗酸化作用により、細胞膜の酸化による老化を予防するといわれています。

またビタミンEの抗酸化作用は、紫外線によるシミやシワを防ぐ効果があります。いわゆるアンチエイジング(抗老化)ですね。

また、ビタミンEの抗酸化作用は、血液中の悪玉コレステロールの酸化による動脈硬化など、心血管系の生活習慣病を予防することが期待されています。

ビタミン群などの抗酸化作用により、がんの原因となる活性酸素の除去をしてくれます。

実は、日々の疲れやストレスの原因は活性酸素が溜まることなのではないかとの研究がなされています。ビタミン群を摂って、活性酸素を除去する抗酸化をすればストレスに勝てるかも?

ビタミンEは、ストレス社会で働く皆様の味方となる栄養素として期待ができますね!


●ビタミンEの役割2:血流アップ

よくドラッグストア等で、ビタミンEの粒入りのハンドクリームを目にすることはありませんか?

なぜ、ハンドクリームにビタミンEが入っているのかというと、ビタミンEは身体の末端の末梢血管を広げ、血流を良くするためです。

そう、ビタミンEは、末梢血管を広げ血流をアップさせる効果があるのです。

ビタミンEによって、血流がアップすることで、冷え性の改善、肩こりや筋肉痛の緩和、血色が良くなる、傷の治りを早くする効果が期待できます。

しかし、抗血栓薬(ワーファリン等の血液サラサラの薬)を飲まれている方は、サプリメントでのビタミンEの摂取をしてしまうと、出血症状がみられる可能性があるため、ビタミンEサプリメントと抗血栓薬の同時の服用をしないように注意が必要です。




2.ビタミンEが必要な方

・アンチエイジングをしたい

・肌荒れ等皮膚のトラブルが気になる

・動脈硬化を防ぎたい

・冷え性がある


このような方々には、抗酸化作用や血流促進作用のあるビタミンEを積極的に摂ることをオススメ致します。

特に更年期を気にする女性はこのお悩みが当てはまることが多いのではないでしょうか?ビタミンEで解決できるかも?


3.ビタミンEは1日にどのくらい摂ればいいの?

では、ビタミンEは1日にどのくらい摂れば良いのでしょうか。

ビタミンEは成人(18歳以上)の場合、男性 6.5 mg/日、女性6.0 mg/日を摂ることが目安といわれています。


ビタミンEは加齢による吸収率の低下はみられないため、年齢によるビタミンE目安量に差はありません。


では、ビタミンEを1日6.0~6.5mg以上摂るには、どんな食生活をしたらよいでしょう!?


どのような食材にビタミンEが多く含まれているのか、みてみましょう!



4.ビタミンEが多く含まれている食材

ビタミンEが多く含まれている食材は、主に油脂類。

つまり油を多く含む食材にはビタミンEがたくさん入っています。よく食べるビタミンE豊富食材は、ナッツ類・油脂類(サラダ油など)が挙げられます。


★ビタミンE豊富食材のビタミンE含有量(100gあたり)★

ナッツ類のビタミンE含有量

・アーモンド 30.3mg

・ヘーゼルナッツ 17.8mg

・ピーナッツ 10.1mg


油脂類のビタミンE含有量

・ひまわり油(サンフラワー油) 38.7mg

・べにばな油(サフラワー油) 27.1mg

・米ぬか油 25.5mg

・マーガリン 15.3mg

・なたね油(キャノーラ油) 15.2mg

・マヨネーズ 14.7mg

・サラダ油 12.8mg



ナッツ類は、ついつい止まらなくなってしまいますが、一日25gくらい摂るのが理想とされています。ナッツ類の目安量は片手一杯くらいです。

アーモンドを片手一杯くらい食べれば、およそ7mgのビタミンEを摂取できますね。


油脂類では、

揚げ物では100gの食材に対して、

素揚げで3〜8g

から揚げで6〜8g

てんぷらで15〜25g

フリッター・フライで10〜20g

の油分を吸収するといわれています。


例えばひまわり油で揚げたアジフライを一枚食べると、4〜7mgくらいのビタミンEを摂取することができます。


日常の食生活でも、ビタミンEは問題なく摂れている方は多いのではないでしょうか?


しかし、加齢や、コレステロールを気にして、揚げ物をあまり食べなくなった方、ナッツ類はそんなに得意ではない方はビタミンEは不足しているかもしれません…

何よりもビタミンEは油と仲が良いため、ビタミンEを摂ろうとすると必然的に、摂取カロリーも多くなってしまうのです…。


そこで!!

サプリメントからビタミンEを摂取する方法もご紹介いたします!



5.ビタミンEをサプリメントでとりたい!

当歯科医院では、医療用のサプリメントを扱っています。医療用のサプリメントは、高純度、高品質、高性能で、医療機関でのみしか扱えません。

当歯科医院の管理栄養士が、患者様とご相談の上で、適切なサプリメントのご提案や食事指導を行っています。



当歯科医院で取り扱うビタミンEのサプリメントは、こちら!!

栄養素辞典:ビタミンE

【E200】

一粒でビタミンEが145mgも摂取できるサプリメントです。


★ビタミンEサプリメントの特徴★

・天然のビタミンEが配合されているため、合成のビタミンEのサプリメントよりも圧倒的に効果が高い。


・ビタミンEと共に働く米胚油も配合。


・ミセル加工がされていて、胃腸の弱い方やご高齢、お子様でも、しっかり吸収できる。


・副原料にココナッツ油を使用。



ビタミンEサプリメントはこんな方にオススメ!


・アンチエイジングをしたい


・肌荒れ等皮膚のトラブルが気になる


・動脈硬化を防ぎたい


・冷え性がある


・EPAやDHAをサプリメントで摂っている


・ビタミンCをサプリメントで摂っている


・ストレスが多い


・更年期が気になる

 

このような方々にビタミンEのサプリメントがオススメです。



 

さて、今回は栄養素辞典、第三弾は「ビタミンE」のお話をしました。



ビタミンEに詳しくなれたでしょうか!?


せっかく毎日する食事ですから、効率よく美味しく栄養を摂っていきましょう!




当歯科医院はトータル健康サポートのために、栄養の専門家、管理栄養士がおります。


・サプリメントに抵抗感がある

・なんとなくいいと思ってサプリメントを飲んでいる…

・サプリメントを飲み続けているけど、効果が実感できない…

・自分が補うべき栄養素を知りたい!


という方向けに、当歯科医院にて無料の栄養相談・サプリメント外来を行っております。

ご自分の健康を守るために、正しい食習慣を身につけていただくためのサポートをしています!

栄養や食事について、当歯科医院の管理栄養士にご気軽にご相談ください。