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2020/08/20歯科衛生士の退職理由

歯科衛生士は毎年6,500名前後の国家試験合格者がいるにもかかわらず、全国的に足りないといわれています。


就業率は68,3%と低く、転職経験者も70%と多くの人が転職を経験していることがわかります。


■歯科衛生士の退職理由とは?


◇結婚と出産


一番多いのは結婚と出産だそうです。


一般的には結婚や出産をしても働き続ける女性が多い中、退職になる理由があるのではないかと思っています。結婚出産をすると働きにくくなる環境ということでしょうか。


 


◇院長との人間関係


歯科医院は少人数で運営している医院が多く、人間関係が濃くなりがちです。また、歯科はチーム医療であり、その頂点となる院長との折り合いが悪いと日々の仕事が苦痛になりやすいです。


 


◇勤務時間


歯科医院の診療時間は朝8~9時から、17時~18時頃までが一般的です。最近ではお勤めの方が帰りに寄れるようにと21時頃までやっている歯科医院も見かけます。


その分お昼休みを2時間ほど設けるところが多いですが、拘束時間は長くなります。また、午前診療の片づけ、午後の準備などがあるため、2時間まるまる休めるわけではないことがおおいです。


 


◇人間関係


スタッフ同士の人間関係でもやはり、少人数運営のために人間関係が濃くなりやすいこと、チーム医療のためほかのスタッフとの関係が仕事に響きやすいです。また、勤務時間が長いということはそれだけそのスタッフと一緒にいる時間が長くなります。


一般的にな退職理由でも人間関係は多くありますが、歯科衛生士にとっては人間関係がより影響を受けやすいかもしれません。


また、女性が圧倒的に多い職種であり、女性は共感性を重視する傾向があり、気の合わない同僚に対して排他的な行動をとりがちです。スタッフ間で派閥ができたり、嫌がらせなどがあったりなど、少なくないようです。


 


■歯科医院を退職する方法


◇退職するのに必要な日数


法律的に、雇用主(この場合歯科医院)によって雇用期間の定めがある場合はこの期間が終わるまでは退職することができません。ただしやむを得ない事情(自身の病気や家族の介護などは当てはまる場合が多いでしょう)がある場合は認められます。


雇用期間の定めがない場合は、労働者はいつでも退職を申し出ることができ、申し出から2週間経過することによって雇用関係が終了します。


つまり法律上、労働者は退職日の2週間前までに退職の申し出をすればよいのです。


これはあくまで法律上の定めであり、医院によって就業規則に退職の申し出をいつまでにするかを明記されている場合もあります。就業規則と法律、どちらが優先されるかは時と場合によります。


まずは就業規則を確認し、しかるべき期間を確認しましょう。


 


◇立つ鳥後を濁さず(大切なこと)


歯科衛生士は自分の担当患者様や担当の業務を持っていることが多くあります。やめた後患者様やスタッフを困らせないためにも、引継ぎ期間、はいっているアポはしっかりと遂行してから退職をしましょう。


 


■うえの歯科医院について


◇結婚と出産


結婚しても出産をしても普通のお仕事なら働き続けるのは普通になってきているこの時代。衛生士も子育てをしながら働ける環境が整っていれば働けるはずなのです。


私は、うえの歯科医院で産休・育児休暇を取得し、子どもが1歳になったころに復帰しました。そして今は時短勤務で子育てをしながら就業しています。もちろん大変なこともたくさんありますが、それは子育てママならみんな多かれ少なかれ感じる範囲のことだと思っています。


 


◇勤務時間


確かに一日の拘束時間は9時5時のお仕事に比べたら長いです。しかし、日曜日が14時半までの診療となっており、週休2.5日。総勤務時間は守られています。


 


◇人間関係


うえの歯科医院では最長で8年、最短でも6年の衛生士が勤務しています。


女性の多い職場(現在9名のスタッフがおり、そのうち7名が女性)でありながら派閥などは一切ありません。


出来上がっている輪のなかに入っていくのは勇気のいることだと思いますが、うえの歯科医院のスタッフは新入社員を受け入れる包容力のあるスタッフだと日頃から感じています。なぜこのような包容力があるのか…それは、新人スタッフに感謝しているからです。


一緒に患者様のために働いてくれる仲間になってくれたことに、みんなとても感謝します。


日頃からほかのスタッフ対しても「ありがとう!」という言葉が多く聞こえる職場でもあります。一人では難しいことを助けてもらいながら診療を行っているからです。


これは職種に関係なく、ドクターからも「ありがとう」とよく言ってもらいます。


また、歯科医院としてはめずらしい「人事評価制度」を取り入れており、年2回の昇給のチャンスがあります。項目が決まっていてこれができたら上がるというのが明確になっています。院長の好みによって昇給が決まるということがないので、わかりやすくステップアップを目指せる環境になっています。


 


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