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2020/06/25歯周病は歯の病気ではない!?

こんにちは!鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院歯科助手・管理栄養士の高橋です♪


今回は歯周病について!


歯周病は、その名の通り、「歯の周りの組織の病気」なのですが、

実は歯周病は「お口の病気」ってだけでもないんです・・・。

歯周病は「全身の健康を脅かす怖い病気」なんです!!!!


 ■歯周病は健康を脅かす怖い病気


◇歯周病とは?

歯周病はなんとギネスに登録されている病気!

「世界で最も患者数が多い病気」です。


そして、日本人が歯を失う原因の第一位は歯周病といわれています。

そして、日本人が歯を失う原因の第一位は歯周病といわれています。

歯周病は歯の病気ではない!?

歯周病は歯の病気ではない!?

※もっと見たい方は、YouTubeにて「VERITASヘルスケアチャンネル」へ!




歯周病は、歯と歯茎の境目にある歯周ポケットにたまった磨き残しが原因で起こる慢性感染症です。

この磨き残しは細菌の塊なんです・・・。


 この磨き残しをお口の中に残したままにすると、

歯茎が腫れたり、歯を支える骨や歯茎が壊され、歯がぐらぐらになり、最終的には、歯が抜けてしまいます・・・。

想像しただけでぞっとしますね・・・!


 ◇歯周病はなぜ危険なのか?

そんな歯周病、最初は症状がなく気づきにくいというのが最も厄介な点です。

歯茎が腫れたり、歯がぐらついたり、症状が出ている時点ではもう歯周病はかなり進行してしまっています。

何か違和感があったら、すぐに歯医者さんを受診しましょう。


 歯周病は、完治は難しく、進行を抑えることしかできません。

早期発見をし、症状が出る前から定期的に歯のメンテナンスをすることを強くオススメいたします。


 

また、歯周病は細菌感染症です。

この細菌は、他の感染症と違ってとっても強くて厄介なのです。

その厄介な細菌が歯茎から全身の血管に周り、重度の合併症を引き起こす危険性があります。


だから、歯周病はもはやお口だけの病気ではなく、全身に関わる病気なんです。


■歯周病で引き起こされる様々な全身疾患


歯周病で引きこされる様々な全身疾患はこちらです。


◇心筋梗塞・脳梗塞


◇細菌性心内膜炎


◇誤嚥性肺炎


◇骨粗鬆症


◇女性の早産・低体重出産


◇糖尿病


◇メタボリックシンドローム


 ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。


 


◇心筋梗塞・脳梗塞


心筋梗塞や脳梗塞は、血管が詰まること(=動脈硬化)で引き起こされる病気です。

最悪の場合、血液が巡らなくなり、死に至ることもあります。


主に食事や運動、ストレスなどの生活習慣が要因ではありますが、歯周病の細菌も要因であることがわかってきました。


歯周病原因菌などの刺激により、動脈硬化を誘導する物質が出て、血管内にプラークができ、血液の通り道が狭くなってしまいます。

プラークが剥がれて血の塊ができると、その場で血管が詰まったり、剥がれ落ちたプラークが細い血管にまで流れて、その血管の流れを封鎖してしまうことで、心臓や脳の働きが悪くなってしまいます。


歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞になりやすいといわれています。密接に関連していることがわかりますね。


 


◇細菌性心内膜炎(感染性心内膜炎)


細菌性心内膜炎(感染性心内膜炎)とは、その名の通り、血液を経由して心臓に入り込んだ細菌が心臓の組織に付着し、病巣をつくって、炎症を起こす病気です。

全症例の3~4割は、口腔内の細菌が原因といわれています。


 


◇誤嚥性肺炎


誤嚥とは、本来、食道を通るはずの食べ物や飲み物などが、空気の通り道である気道に入ることでむせてしまうことです。

そんな誤嚥によって、口腔内の細菌が気道に入り込んでしまうと、肺に感染してしまい、肺炎を起こしてしまいます。

この誤嚥性肺炎は、日本人の死因の第4位にまで昇りつめてきました。

罹ってしまう方の90%以上が65歳のご高齢の方々です。

死因として増え始めたのは高齢社会が要因ですね。


 


◇骨粗鬆症


骨粗鬆症とは、全身の骨の密度が低下し、もろくなって骨折しやすくなってしまう病気です。

女性ホルモンであるエストロゲンというホルモンが強く関連しているためか、患者様のおよそ90%は女性です。

このエストロゲンは、女性の場合閉経後に分泌量が少なくなってしまいます。

そうすると、全身の骨がもろくなるとともに、歯を支える土台となる骨ももろくなってしまいます。

歯周病の細菌がいることでさらに骨がもろくなることを加速してしまうと考えられています。


 


◇女性の早産・低体重児出産


切迫早産の妊婦さんの場合、多くの方で歯周病原因菌が検出されることが知られており、関連性が注目されています。

血管だけではなく、胎盤も通過し、出産に対して直接的に影響する恐れがあると考えられています。

タバコやアルコールが出産に影響があることは知られていますが、実はそれ以上に歯周病原因菌は低体重児出産に影響してしまうことが知られています。


 


◇糖尿病


糖尿病は、血糖をコントロールするインスリンというホルモンの分泌量が少なくなってしまったり、機能しなくなってしまうことで起こされる生活習慣病です。

糖尿病の怖い点はその合併症です。

全身の血管に糖が行き渡り、網膜に詰まれば失明の原因になったり、手先や足先に詰まれば、しびれなどの神経障害につながったり、腎臓に詰まれば腎疾患につながり、人工透析が必要になってしまったり・・・非常に怖い疾患です。


そして、さらに注目されている合併症が歯周病です。

糖尿病である人は、歯周病にかかりやすく、

歯周病である人は、糖尿病にかかりやすくなることが分かっており、

お互いに関係している病気です。


どちらにもかかってしまうことで、お互いの進行を速めてしまいます。

反対にどちらの治療もすることで、どちらの症状の進行も遅くすることもできます。


どちらかの疑いがある場合には、どちらも病院・歯科医院で診断をしてもらうと良いですね。


 ⇓⇓詳しくはコチラの動画で公開中⇓⇓


 




◇メタボリックシンドローム


メタボと呼ばれている、日本人の誰もが耳にしたことのある病態です。

内臓脂肪の蓄積があり、かつ高血圧もしくは血糖値が高かったり、血中脂質が高かったりする状態をいいます。

歯周病の病巣からは炎症を促進する成分が出ています。そうすることでインスリン抵抗性が高まり、血糖値が上昇してしまいます。

またこの炎症成分は、動脈硬化や心筋梗塞のリスクを上げる恐れがあるといわれています。


歯周病があることで、メタボになりやすくなる環境が作られてしまうだけではなく、その他の全身疾患にもつながってしまいます。


 


■歯周病は放置せず早期発見!そのためには歯科医院へ

以上より、歯周病の怖さがお分かりいただけましたでしょうか?


歯周病を重症化させないためのポイントは以下の通りです。


 ◇歯周病の原因となる磨き残しを除去!


歯周病の治療の第一は、毎日の歯磨きです。

いかに病巣となり得る磨き残しを少なくするか、が大切です。

磨き残しはたまっていくと、歯石となり、歯ブラシでは取り除けない固さになってしまいます。

この歯石は、歯磨きのプロである歯科衛生士でも3か月経てば、作られてしまうといわれるほど、誰しもが作ってしまうものです。

そんな歯石の除去は歯医者さんでしか、できません。

毎日の歯ブラシと定期的な歯科医院受診をオススメいたします。


 ◇必要に応じて外科処置や咬み合わせの改善を!


歯石は見えるところだけではなく、実は歯茎の中にまで入り込んでしまい、歯の根っこの方にまでべっとり付いているケースもあります。

そういった場合は、歯茎をひらいて、歯石をとる外科処置をする必要があります。

また、咬み合わせをよくすることで、咬む時にかかる歯への負担を減らすことができたり、歯並びを整えて、歯磨きしやすい環境に整えることも、歯周病のリスクを下げることにつながります。


◇食習慣や歯磨きの方法についてはプロに聞こう!


食生活については管理栄養士に、歯磨きについては歯科衛生士に聞ける環境がうえの歯科医院にはあります。

歯周病は、生活習慣病のひとつです。

毎日の食事と歯磨きという何気ない生活習慣の中にポイントがあります。


当院では、管理栄養士によるYouTubeでの動画配信や個別の栄養相談も実施しています。

ぜひご活用ください!!



◇定期的な検診で再発を予防


歯周病は完治することはありません。いかに進行を遅らせるか、またいかに治療後の状態をキープするか、が大切です。

定期的に歯茎の状態や、歯磨きの方法を歯科衛生士にチェックしてもらいましょう。

また付いてしまった歯石も取り除き、キレイな状態を作ってあげましょう。

症状が出る前にプロの目に診てもらうことが大切です。


当院では、痛くない眠れる気持ちよさのクリーニングも行っています!

ぜひ美容院やマッサージなどに通う気分で、歯のクリーニングをリフレッシュの場として通っていただけると嬉しいです。


 

■まとめ

歯周病の怖さ、お分かりいただけましたでしょうか?


自分は大丈夫! まだ若いから! まさか歯が抜けるなんて!

と思ってしまいがちですが、誰しもが罹り得る病気が歯周病です。


健康な時から、予防をしていき、いつまでも自分の歯で美味しく食事ができる環境を整えていきましょう♪