2021/01/14むし歯予防には「フッ素」!一番効果的なフッ素の使い方とは?
皆様こんにちは!鶴見区にある歯医者さん!
インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療のうえの歯科医院
歯科衛生士の菅原です♪
コロナ第3波がきていますね。。みなさま、変わらずお元気にお過ごしでしょうか?
お家時間が増え、むし歯のリスクも高くなっているように感じます。。
そこで、今回はむし歯予防に欠かせない「フッ素」についてお話します!
≪目次≫
◇広まってきている!成果のあるむし歯予防とは?
◇フッ素はもはや世界の常識⁉
■実は子どものためだけじゃない
■今増えているむし歯とは
◇フッ素の効果的な活用法!
■誰でもできる⁉簡単フッ素洗口!
◇広まってきている!成果のあるむし歯予防とは?
日本のむし歯予防は、これまで「歯磨き」「糖質制限」「定期健診」の3点が強調されてきました。
もちろん、この3点は重要ではありますが、実はこれだけでは科学的根拠に乏しいとも指摘もされています。
それに対し、フッ素の適切な応用はむし歯予防に効果的であることが統計的にも実証されています!
新潟県では、1970年から学校などでの集団のフッ素洗口を始めました。フッ素洗口を始めるまでは3歳時の1人平均むし歯本数は、都道府県の中でも中ぐらいの順位でした。しかし、幼稚園や小学校での集団のフッ素洗口を経た12歳の時には、1人平均むし歯本数は大幅に減少し、14年連続で全国1位となっています。また、県内の公立小学校全てにフッ素洗口を導入した佐賀県でも、1人平均むし歯本数が3歳から12歳で大きく減少しています。
フッ素は、日本だけでなく世界各国でも積極的に利用されているむし歯予防です。
その効果から、海外では水道水にフッ素の濃度を浄水場で調整している国も多数あります。
■実は子どものためだけじゃない
「フッ素=子どものためのむし歯予防」と考える方も少なくありません。
しかし、むし歯は歯がある限り起こりうるものです。歯があればどんな方も対象のむし歯予防です。
■今増えているむし歯とは
特に、今増えているむし歯とは、「根面う蝕」とよぼれるものです。
「う蝕」とは、専門用語でいう「むし歯」のことです。
この、「根面う蝕」は歯の根っこの部分のむし歯という意味です。
つまり、歯ぐきが後退して歯の根元が露出し、その露出した根面がむし歯になってしまうことです。
昔に比べて歯を残せるようになってきたものの、この根面う蝕が新たな予防歯科の課題ともなっています。
◇フッ素の効果的な活用法!
フッ素の効果的な活用法は、「低濃度」を「高頻度」で使用することだといわれています。
歯科医院では、定期的に市販のフッ素濃度よりも高い「高濃度フッ素」を塗布することもありますが、実は、それだけでは十分ではありません。
フッ素を活用し、効果的な予防効果を発揮するためにはご家庭での継続的なフッ素の応用がカギとなります。
■誰でもできる⁉簡単フッ素洗口!
そこで、一番簡単なフッ素の活用方法をご紹介します。それが、「フッ素洗口」です。
いわゆる「フッ素のうがい薬」です。吐き出しができる4歳から使用可能です。
ご家庭のみなさんで取り組めるむし歯予防です。
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