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2021/09/02歯を失ったらそのままにしないで!「インプラント」について

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院

歯科衛生士の菅原です。


9月に入り、トンボも見かけるようになってきましたね。

まだまだ残暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?


今回は、「インプラント」についてお話しします!

歯を失ったらそのままにしないで!「インプラント」について

もし、こうなってしまったら…というお話です。


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【目次】

◇歯がないところにする処置「インプラント」

 ■抜歯の影響は小さくない

 ■差し歯、ブリッジ、入れ歯、インプラントの違い

   ◉差し歯

   ◉ブリッジ

   ◉入れ歯

   ◉インプラント


◇インプラントのメリット

 ■自分の歯のように咬める

 ■見た目が自然

 ■健康な歯を削らなくて良い

 ■さまざまなタイプがある


◇インプラントのデメリット

 ■保険適用外

 ■外科手術になる

 ■治療期間がかかる


◇インプラントができない人もいる?

 ■重度の疾患をお持ちの方

 ■未成年の方

 ■妊娠中の方

 ■お口の中にトラブルがある方

 ■喫煙習慣のある方


◇10年後も前歯のインプラントの状態を保つポイント

 ■しっかりとセルフケアを行う

 ■定期健診を受ける


◇まとめ

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◇歯がないところにする処置「インプラント」

 ■抜歯の影響は小さくない

 やむを得ず歯を抜いた場合、絶対にそのまま放置しておいてはいけません!

見た目が変わるだけではなく、もっと変化が現れてしまいます。

 例えば、歯が倒れてきたり、ズレたりしてきます。そうなると、口全体の歯並びが乱れ、咬み合わせがあちこち

でおかしくなるのです。そうなると、歯の磨耗(削れること)が進んだり、歯と歯の隙間が空いて汚れが溜まりやすく

なります。そして、むし歯も歯周病になりやすくなります。

 また、歯は言葉を発音するときにも使われているため、発音がおかしくなることもあるのです。

1本でも歯を失う影響は全体にわたるため、必ず歯のあったスペースを補う治療が必要です。

その方法のひとつが今回お話しする「インプラント」です。

歯を失ったらそのままにしないで!「インプラント」について

■差し歯、ブリッジ、入れ歯、インプラントの違い

 インプラント以外にも歯を補う治療法があるので、違いと合わせてご紹介します。

また、よく勘違いされる「差し歯」についても一緒にお話ししますね。


 ◉差し歯

 差し歯とは、「歯の根っこの部分のみが残った状態」のときに選択できる処置です。

歯の根に土台を入れ、その上に被せ物を被せます。

このあとお話しする「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」とは違い、

「歯が残っているからできる処置」です。

歯を失ったらそのままにしないで!「インプラント」について

 ◉ブリッジ

 ブリッジは、「両隣の歯を支えに、抜けた歯を被せ物で補う」処置です。

メリットは、

 ・しっかりと固定される

 ・違和感なく物が咬める

 ・外科処置の必要がない

 ・取り外しの必要がない

 ・見た目も自然に近づけられる

デメリットは、

 ・両隣の歯を削らなければならない

 ・そのため、むし歯や歯周病のリスクが高まる

 ・両隣の歯に負担がかかる

 ・設置できるには条件がある(失った歯が1~2本までや、両隣の歯が健康あること等)

歯を失ったらそのままにしないで!「インプラント」について

 ◉入れ歯

 入れ歯は、「取り外しができる人工歯」です。

ブリッジは両隣の歯がないとできませんが、入れ歯は失った歯が複数でも選択できる治療です。

全ての歯を失ったときは、「総入れ歯」。部分的な入れ歯を「部分入れ歯」といいます。

部分入れ歯には、周りの歯に「クラスプ」という金属のバネを引っ掛けて固定するタイプが一般的です。

(保険外にはなりますが、他にも「アタッチメントタイプ」「コーヌス・テレスコープ」という部分入れ歯の種類もあります。)

メリットは、

 ・複数の歯を失っても使える

 ・身体への負担が軽い

 ・作った後も調整ができる

 ・取り外して洗浄できる

デメリットは、

 ・咬む力が弱い

 ・違和感がある人もいる

 ・取り外しが面倒

 ・見た目で入れ歯とわかってしまう場合もある

歯を失ったらそのままにしないで!「インプラント」について

 ◉インプラント

 インプラントは、「自分の歯のような感覚で使える」と近年積極的に行われている処置です。

具体的には、顎の骨に金属製の人工歯根を埋め込み、それを土台として人工歯を固定します


 インプラントは画期的な治療法ですが、手術となり、時間も費用もかかります。身体への負担もあります。

他の治療もですが、特にインプラントを選択する際には、メリットとデメリットを理解したうえで決めてください。

歯を失ったらそのままにしないで!「インプラント」について



◇インプラントのメリット

 ■自分の歯のように咬める

 インプラント最大のメリットは、「自分の歯のような感覚で使える」ことです。

歯は顎の骨に埋まっています。インプラントも同様に、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込むため、

しっかりと固定されます。


 ■見た目が自然

 インプラントは、歯科で働く私たちから見てもパッと一目見ただけでは気が付かないくらい自然な見た目です。

保険適用の差し歯の場合は何年かするとどうしても変色して不自然になってしまったり、

入れ歯の場合は笑ったときに金具が見えてしまったりするケースもあります。

一方、インプラントの人工歯の部分にはセラミックやジルコニアなどが使われることも多いため、

天然の歯と同じような自然で美しい歯が手に入れられます。

 

 ■健康な歯を削らなくて良い

ブリッジのように両隣の歯を削る必要もないため、他の歯に負担をかけなくて済みます。

また、両隣に歯がなくてもできる治療法です。


 ■さまざまなタイプがある

インプラントは、歯が全く残っていない場合でも、複数のインプラント体でブリッジや入れ歯を固定する治療法も選択できます。

しっかりと支えられるため、通常のブリッジや入れ歯よりも安定感があります。




◇インプラントのデメリット

 ■費用がかかる

 インプラントは、保険適応外となるため、費用がかかります。費用は歯科医院によってややばらつきがあります。


 ■外科手術になる

 インプラント手術は顎の骨にインプラント体を埋入する手術です。

そして、インプラント体を支えるために、顎の骨にある程度の骨量が必要です。そのため、骨が足りない場合は補填する必要が

あります。手術自体は、もちろん麻酔を使うので痛みなく受けられます。


 ■治療期間がかかる

 すぐにインプラント手術に取り掛かれるわけではありません。まず、お口の中の全体の検査をしたり、クリーニングや場合に

よっては歯周病の治療が必要です。

 インプラント手術も段階を踏んで行うため、最低でも4カ月以上はかかります。




◇インプラントができない人もいる?

 ■重度の疾患をお持ちの方

 手術になるため、以下の疾患をお持ちの方は注意が必要です。

  ・高血圧

  ・心疾患

  ・骨粗しょう症

  ・糖尿病

 他にも、全身疾患や持病がある方は、手術中や術後のトラブルを避けるためにインプラント治療が受けられないことがあります。

ほとんどの場合は、お薬を飲んでいたとしても、かかりつけの内科医と相談して問題がなければインプラント治療は可能です。

休薬またはコントロール薬を飲んで治療をすることもあります。


 ■未成年の方

 未成年の方(20歳以下)は、顎の骨が未発達です。

そのため、基本的にはインプラント治療の対象外になります。

成長過程でインプラント治療をしてしまうと、歯並びなどに悪影響を及ぼしてしまうことがあるからです。

 顎の骨が成長するまで入れ歯などを使用して、歯がない部分を補い、成人して骨の成長が止まってから、

インプラント治療を開始することをおすすめしています。


 ■妊娠中の方

 妊娠中のインプラント治療は、基本的には母子の安全性を考慮してお断りしています。

インプラント治療は手術や投薬が必要になるため、お身体や赤ちゃんへのの負担を考えると妊娠期間中は避けたほうがいいからです。

 妊娠期間中は入れ歯などを使用して、歯がない部分を補うことをおすすめします。

そして、産後または授乳期間終了後の体調が落ち着いた頃に、インプラント治療を開始するといいでしょう。


 ■お口の中にトラブルがある方

 重度な歯周病の方も注意が必要です。インプラントも歯周病になるからです。

ただ、歯周病の治療を行い、歯科医師が大丈夫と判断した場合はインプラント治療が可能となります。

顎の骨が薄い部分がある場合は、骨を移植したり、骨補填剤で骨の再生をする必要が出てくるかもしれません。


 ■喫煙習慣のある方

 禁煙をお願いします。タバコの有害物質により、インプラント体と骨が結合するのを妨げられてしまうためです。

タバコは全身にも、周りの方にも悪影響を及ぼします。百害あって一利なしです。禁煙をしてください。

歯を失ったらそのままにしないで!「インプラント」について


◇10年後も前歯のインプラントの状態を保つポイント

 ■しっかりとセルフケアを行う

 普通の歯ブラシだけでのケアでは汚れが残ってしまいます。タフトブラシやフロスなど補助清掃用具も活用しましょう。

そして、歯磨き粉は研磨剤の粒子が荒いものは避けてください。インプラントに傷がついてしまうことがあるからです。

詳しくは歯科衛生士からケアの仕方を指導してもらいましょう!


 ■定期健診をを受ける

 インプラントの状態やお口の清掃状態を確認するため、定期健診を受けましょう。

定期健診の頻度はお口の状態によって異なりますが、3~4か月に1度程度です。

この時に普段のセルフケアだけでは落としきれない汚れを機械で除去します。

また、汚れが着いている部分を一緒に患者様にも確認してもらい、自宅でのケア方法も提案します。

歯ブラシの当て方やどのような補助清掃用具を使用したら良いかなどもお話させていただいてセルフケアに役立てていただきます。




◇まとめ

 歯は、見た目・発音・咀嚼に関わります。

健康で、歯の心配をしないで生活でき、思い切り喋って、食べたり笑ったりできる。

そのための選択肢のひとつとして、インプラントのお話をしました。

もっと詳しく知りたい方はお気軽にスタッフにお声掛けください。

【ブログ監修者】


医療法人VERITAS うえの歯科医院 

理事長 上野友也


1993年 鶴見大学歯学部卒業

1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了

1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生

2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了

2002年 うえの歯科医院設立

2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立

2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了

2008年 JIADSペリオコース修了

2009年 JIADSエンドコース修了

2010年 JIADS補綴コース修了

2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了

2012年 ニューヨーク大学CDE在籍


• 所  属

国際インプラント学会(ICOI)会員

日本顎咬合学会会員

財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー

OSI会員

JIADS会員

厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医

鶴見大学歯学部附属病院共同診療医

済生会東部病院共同診療医

横浜労災病院共同診療医

日本歯周病学会

日本臨床歯周病学会

日本口腔インプラント学会

鶴見大学歯学部歯周病学講座