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2021/10/10インビザラインのマウスピース矯正あるある

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士の高岡です。


まだまだ続くマスク生活、

実はこっそりマスクの下で歯の矯正をしている!という方も多いんです。


そこで最近注目されているのが、マウスピース矯正!

SNSの広告でもよく見かけませんか?


うえの歯科医院では、マウスピース矯正ができるインビザラインを導入しています。

そんなインビザラインのマウスピース矯正でよくあるお悩みとして、マウスピースの奥歯の部分が浮いてしまうということがあるようです。


今回はその原因と対処法をお伝えいたします!

インビザラインのマウスピース矯正あるある

インビザラインの奥歯が浮いてしまう原因は?

インビザラインのマウスピースは、透明で、ご自身で取り外しができるため、目立たず衛生的な矯正装置です。

しかし、ご自身で取り外しができるからこそ、使用方法や装着している時間、歯の動き方や形などの個人差により、治療が進むうちに、実際の歯並びとマウスピースよ形に誤差ができて、しっかり歯にはまらず、浮いてくることがあるようです。


それではインビザラインのマウスピースで、奥歯が浮いてしまう原因は何なのでしょうか?

その原因は、2つ考えられます!


◇奥歯を噛み締めている

マウスピースの構造上、歯を噛み合わせたときに奥歯に大きな噛み合わせの力が掛かります。

そのため、奥歯が歯茎に沈み込んでしまいアライナーを外したときに奥歯が噛み合わずに浮いてしまう場合があります。

その場合は、前歯が奥歯より先に噛んでしまい奥歯が噛み合わず、食事や私生活に支障をきたすことが考えられます。

その時点で治療の見直しが必要になるので早めに歯科医院に相談しましょう。


◇奥歯の高さが低い

奥歯の高さが低く、歯の側面の面積がせまいと、歯への引っ掛かりが少なくなってしまい、マウスピースが奥歯に保持されにくくなり、外れやすくなり、装着したときに奥歯だけ浮いてしまうことがあります。



インビザラインの矯正治療で、マウスピースと歯の間に隙間ができてしまうことを「アンフィット」と呼びます。

治療計画と実際の歯の移動の誤差によってアンフィットはどうしても生じてしまうため、どの部分でも浮く可能性はあります。

しかし、場合によっては治療計画の見直しが必要な場合もありますので、何かご不安な点があればすぐに歯科医師に相談することをお勧めいたします。




インビザラインの奥歯が浮いた時の対処法

それでは、マウスピースが奥歯だけ浮いてしまっている時、どのように対処をしたらよいのでしょうか?

実はいくつか改善策があります!!


◇装着時間が適切かどうかを確認する

インビザラインのマウスピース矯正では、長時間マウスピースを装着することが必要です。

具体的には、20時間以上のマウスピース装着時間が必要となります。

こちらの装着時間が守れていないと、歯が予定通りに動かず、次のステップのマウスピースに取り替えた時に、ズレが大きくなってしまいます。

マウスピースは着脱するのが簡単にできるというメリットはありますが、1日に何度も着脱すると、十分なマウスピース装着時間が確保できず、治療計画通りに矯正が進まなくなってしまうことにもつながります。

マウスピースの装着時間が足りないと、どんどん計画とのズレが大きくなり、その分マウスピースが浮く原因となってしまいます。


マウスピースが浮いてしまうのを防ぐためには、装着時間を守ることが大切です。



◇アタッチメントを使用する

アタッチメントとは、歯科医師が歯につけるプラスチックの出っ張りのようなものです。

このアタッチメントを歯に付けることで、マウスピースが歯にしっかりと固定されます。

そのため、マウスピースが歯から浮くのを防いでくれます。

アタッチメントを付けることにより、歯への圧力を細かく調整できるため、効果的に歯を動かすこともできます。

アタッチメントを付ける位置やタイミングも治療の計画に含まれているため、ご安心ください。

ただ、万が一アタッチメントが外れてしまった場合には、すぐに歯科医院に連絡をし、アタッチメントを改めて付けてもらうのが良いでしょう。



◇チューイを噛む

インビザラインの矯正を始めた頃や、マウスピースを次のステップに交換した頃は、マウスピースを歯にはめるのになれていなかったり、なかなか入りづらいこともあります。

そのような時にはチューイというものを積極的に使いましょう。

チューイを噛むことで、マウスピースを歯にフィットさせることができます。

マウスピースの浮き具合が大きい場合は、最低でも、130分以上は噛むようにすることをお勧めいたします。

長時間マウスピースを装着していると、マウスピースが歯から徐々に浮いてくるため、こまめにチューイを噛むことが大切です。

チューイは、インビザラインを取り扱っている医院で購入することが可能です。

インビザラインのマウスピース矯正あるある

◇歯科医師へ相談する

あまりにもマウスピースが浮いてしまう時には、担当の歯科医師に相談しましょう。

歯科医師の診断によってはマウスピースを作り直すこともあります。

違和感を感じたり、ご不安な点があれば、すぐに歯科医師に相談してみてくださいね。




インビザラインの奥歯が浮かないために大切なこと

インビザラインの矯正治療を効果的に進めるために大切なポイントは3つ!


◇装着時間を守る

まず、マウスピースの装着時間を守りましょう。

歯科医師の指示にしっかりと従い、装着時間を守るようにしましょう。

基本的に、食べる時と歯磨きする時以外は、マウスピースを装着しておくのが良いですね。

旅行などの出先でなかなか歯磨きができない等のイレギュラーな日がある場合は、担当の歯科医師に事前にご相談いただけると良いかと思います。



◇歯科医院に定期的に通う

歯科医院にしっかり定期的に通うことで、こまめに矯正の進捗を知ることができます。

ご不安な点も直接解決できます。

また、歯科医師も定期的にマウスピース矯正の進捗を見ながら、適切な治療の計画を決めます。

常に効果的な治療を進めるためにも、定期的に歯科医院に通いましょう。



◇歯の移動距離に注意する

マウスピース矯正に限らず、矯正治療は歯を動かしたい距離が長くなればなるほど、難しくなっていきます。

インビザラインでも同様に、歯を動かしたい距離が長くなればなるほど、マウスピースをはめたときの違和感も大きくなってしまいます。

インビザラインでは、最初に動かしたい距離や最終的な歯並びの目標に合わせた計画を立てていきます。

しかし、歯の移動距離が長かったり、難しい移動をさせようとしたりすると、計画通りに治療が進まずに噛み合わせのトラブルが起こる可能性があるのです


歯の移動距離の長い矯正治療を行う場合は、より一層装着時間を確保することと、定期的に歯科医師に診てもらうことが必要になります。



まとめ

今回はインビザラインのマウスピース矯正で、奥歯のマウスピースが歯から浮いてしまうことに関して、

その原因と対策をお伝えいたしました。


マウスピース矯正は、透明で取り外しができ、目立たず衛生的な矯正治療ですが、

その分装着時間を自分で守らなければならない、という重要なお約束もあります。


効果的にマウスピース矯正を進めるためにも、担当の歯科医師にこまめに診てもらうことや、時には相談することも大切です。


コロナ禍の今だからこそ!

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