コーヌス義歯ってなに？│ブログ│鶴見区　うえの歯科医院

2021/11/04コーヌス義歯ってなに？

こんにちは！鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん！

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院

歯科助手・管理栄養士の中西です。

今回はコーヌス義歯という部分入れ歯についてご紹介していきます。

今回のテーマに関連して、義歯を使用しているときの食事について少しお話しします！

義歯を使用している方、またご家族に義歯を使用している方がいらっしゃる場合など、みなさんお食事はどうされていますか？

柔らかいものや飲み込みやすいものなどいろいろと工夫されているかと思います。

ネットを検索すると出てくるのは、、、

・食材に隠し包丁をいれたり、小さめにきる。

（ただし、薄すぎたり細かすぎると口の中でまとまらずに飲み込みにくかったり、義歯と粘膜の間に入り込んでしまうので注意。）

・食材は柔らかく調理する。

・温度を感じにくいため温度が高すぎないように注意する。

などが出てきます。これらもとても大切なポイントですが、栄養の観点から心配な点が1点あります。それは、

タンパク質の不足

です。柔らかく食べやすいもののイメージで上がる料理は、おかゆ、うどん、パンなど、どうしても炭水化物に偏りがちです。

そこでおすすめのタンパク質の取り方が、缶詰の活用です！

缶詰のお肉やお魚は通常調理より柔らかく仕上がっているため下処理なしでも簡単に柔らかく食べやすいおがずとして食卓で活躍してくれます。最近では缶詰のアレンジレシピなどもたくさん紹介されているのでぜひ活用してみてください！

治療中の食事についてや、普段のちょっとした疑問、お悩みなどうえの歯科医院では管理栄養士が相談に乗ることも可能です！興味のある方は是非一度、スタッフまでお声掛けください。

それではいよいよ今回のテーマ、コーヌス義歯について、特徴やメリット、デメリットについて紹介していきます！

■コーヌス義歯とは？

　コーヌス義歯とは、部分入れ歯の一種で、クラスプ（バネ）を使わず、2重構造でできた冠を使った嵌め込み式の機構を用いた義歯の事です。コーヌス義歯は、バネの代わりに人工的な歯を歯の上からかぶせるために、金属のバネが存在しません。またぴったりと入れ歯が入るので揺れがほとんどなく、装着感が良く、噛み心地が良いと評判です。また残っている歯への負担も少なく長持ちします。

コーヌス義歯は、茶筒式義歯とも呼ばれていて、その構造は、茶葉を入れる茶筒をイメージすると分かりやすいです。茶筒は本体を強く振っても蓋は外れませんが、蓋にゆっくりとした力を加えると簡単に外れます。コーヌス義歯も同じ原理を利用しています。

バネを使用しないため、見た目も通常の義歯よりも綺麗であるという点も特徴の一つです。

コーヌス義歯ってなに？