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2022/12/11ドライソケットを放置するとどうなるの?クリニックでの早期治療が大切

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院

歯科衛生士の高橋です。


最近より一層の寒さが増してきましたね…

感染症課と思いきや、普通の風邪のことも出てきましたね…

何はともあれ、予防は大切です…


親知らずも抜くことで予防につながることがあります。

自分が、歳を重ねたときに歯も自分で磨けなくなり、歯を抜くこと自体がリスクになったり…

その前に、親知らずのケアをすることも予防の一つになることがあります。


しかし、「ドライソケット」という言葉を聞いたことがありますか?

歯を抜いた後に起きる症状?です。


今回は、こちらについてお話します。




目次

■ドライソケットがあるかどうかは見た目で判断できる

■ドライソケットを放置していたらどうなるの?

■ドライソケットを放置するより早めにクリニックへ相談を!

■まとめ


以上の内容でお話を進めていきます。



■ドライソケットがあるかどうかは見た目で判断できる

そもそも、ドライソケットってなんだ?

という方もいらっしゃるかもしれません。


ドライソケットとは、歯を抜いた後、傷口がふさがらず歯を支えている顎の骨が、露出したままになり

そこに細菌感染が起きている状態のことを言います。


歯を抜いた私は大丈夫なのか?


と、心配になる方もいると思います。

ドライソケットがあるかどうかは、「見た目」でも判断できます。


◇骨が露出して白い部分が見える

⇒抜歯窩が大きく開いているので骨が見える

傷口がふさがらず、見ると白いものが見えることがあります。

また、傷が治ってきていても少し白く見えることがあるので、

白く見える=ドライソケットではないですが、判断基準の一つになります。


◇歯ぐきが腫れていなくてもドライソケットがあるかも

⇒抜歯した後の穴(抜歯窩)を洗浄して食べかすなどが出てきたらドライソケットになっているかも

歯を抜いた後の穴には、食べ物が入りやすいです。

歯を抜いた後、物が詰まりやすいのでうがいをして挟まってしまった食べ物はとるように説明を行っていますが、

ずっと、詰まっていると痛みの原因や傷の治りが悪くなってしまいます。

歯ぐきの腫れにもつながりますが、実家う症状がない人もいるので、歯ぐきが腫れていないから大丈夫と安易に判断は

しないほうがいいです。

うえの歯科医院では、抜歯後は近い日にちで必ず状態確認をしているので、

治り具合などもそこで確認をしています。


◇ドライソケットは抜歯してから1週間、注意が必要

⇒歯を抜いたときに、傷口を糸で縫うこともあります。抜いてから1週間前後で糸取りを行いますが、

糸取り後にドライソケットができることはないです。

糸取りは、傷がふさがっているから行うもので、その後にドライソケットになることはまずないので、

もし、痛みや違和感があるのなら、別の原因があるかもしれません。

我慢せず、歯科医院を受診しましょう。


■ドライソケットを放置していたらどうなるの?

◇骨に細菌が侵入し、炎症をおこす

⇒露出した骨に菌が侵入し炎症を起こすと痛みがでる

ドライソケットができると痛みが出てきます。

そのため、歯を抜いた後もずっと痛みが続く場合は、ドライソケットになっている可能性があります。

次回の来院の期間が開いている場合は、早めに歯科医院で見てもらうようにしましょう。


◇歯ぐきが綺麗に形成されない

⇒強い炎症や壊死が見られると削らないといけない

もし、ドライソケットになってしまうと、元通りに歯ぐきが戻らないことがあります。

それだけでなく、強い炎症が起こり、「骨の壊死」が見られた場合にはその場所のあごの骨も削らないと

ダメなことがあります。


心配なら、次回の来院日を待たずに早めの受診が大切です。



■ドライソケットを放置するより早めにクリニックへ相談を!

◇早めに歯科医院を受診して消毒と軟膏を塗布する

⇒清潔にして専用の軟膏を使います

ドライソケットになってしまったら、まず早めの歯科医院の受診が大切です。

清潔にすることが必要なので、歯科医院で消毒と軟膏を塗布して

清潔に保てるような処置を行います。

自分でできることは、丁寧な歯磨きとうがい薬(マウスウォッシュ)を使用して

清潔に保つことが大切です。


◇鎮静剤や抗生剤を処方してくれる

⇒薬を処方して早く治癒ができる

状態によっては、薬を処方してもらい、体の中から感染してしまった場所と戦ってもらいます。

痛みが出ていることもあるので、痛み止めなども処方してもらいましょう。

痛みが強い場合は、市販薬の痛み止めの使用も可能ですが、それで紛らわすのではなく、あくまで

歯科医院を受診するまでの応急処置と考えましょう。


■まとめ

ドライソケットを放置してしまったら、どうなるのかをお話ししました。

一番は歯科医院を受診することです。

うえの歯科医院では、抜歯後近い日で必ず消毒を行い状態確認を行います。

それだけでなく、痛みがあった場合には、必ず痛みが治まるまでフォローさせていただきます。


抜歯は、やはり不安がありますよね。

抜くこともですが、抜いた後のことも心配だと思います。


しっかり、手厚くフォローしてくれる歯科医院を選んで、安心できる歯科医院を選びましょう。

うえの歯科医院への予約は、今はお電話にてお待ちしております。

まずは、お気軽にご相談ください。


ドライソケットを放置するとどうなるの?クリニックでの早期治療が大切