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2022/12/08【むし歯予防】むし歯を予防するためにはどうしたらいい?おすすめの方法を紹介!

こんにちは!

鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院

歯科助手・管理栄養士の中西です。


皆さんはむし歯にどのようなイメージを持っていますか?

痛い、しみる、黒くなる、甘いものを食べるとなる、などなど様々なイメージがあるかと思います。

むし歯は歯を失ってしまう原因の一つです。

今回はむし歯を予防するためにできることを紹介していきます。


■自分で簡単にできるむし歯の予防法

◎寝る前に飲食をしない

就寝前にはみがきをした後、飲食をしてしまうとむし歯のリスクが上がってしまいます。

特に寝ている間は、体の働きが低下していて唾液も出にくくなるため、口の中の細菌にとっては活動しやすい環境となります。寝る前によく歯をみがいて細菌を減らしておくこと、その状態を保ったまま就寝することが効果的です。


◎食後ははみがきを行う

食事に砂糖が含まれていなくても、むし歯菌の餌になる糖分は含まれています。

食事をするとすぐにプラーク中の細菌が糖分を取り込んで酸をつくるため、「食事をしたらすぐ歯をみがく」のが基本です。おやつの場合も同じです。「食べたらみがく」を習慣にすることが大切です。


◎むし歯になりやすい食べ物・飲み物を避ける

むし歯になりやすい食べ物・飲み物の特徴は、糖分が多い、口の中に長時間残ることです。

食べ物の場合、キャンディーやキャラメル、ソフトキャンディーなど口の中に長時間残りやすい砂糖を多く含むものは避けた方がいいでしょう。また、飲み物は糖分の入ったジュース、コーヒー飲料、炭酸系、ミルクティーなどを長時間かけて飲むことは注意が必要です。


■むし歯を予防できる食べ物

歯を健康に保つためには、必要な栄養素があります。

歯の原料となる「カルシウム」

歯の表面を覆うエナメル質を強化する「ビタミンA」

歯の主体となる象牙質を作る「ビタミンC」

歯磨き粉などにも使われ、飲み物にも含まれるものがある「フッ素」

などが必要な栄養素としてあげられます。

例えば、

・カルシウム(歯の材料)

→乳製品(ヨーグルトやチーズなど)、小魚、大豆、ひじき、ごま、小松菜など

・ビタミンA(エナメル質を強化)

→かぼちゃ、人参、レバー、卵、うなぎ、ほうれん草など

・ビタミンC(象牙質をつくる)

→レモン、みかん、ピーマン、パセリ、ブロッコリー、じゃがいもなど

・フッ素(歯を強化する)

→めざし、わかめ、のり

このようなものがあげられます。

ただここにあげたものを食べていればよいかというとそうではありません。

バランス良く栄養素をとることが前提です。


■むし歯を予防できる飲み物

フッ素やポリフェノールを含んでいる飲み物がおすすめです。

例えば

◎紅茶

紅茶には、歯を強化してくれるフッ素が含まれています。

しかし、砂糖などを加えてしまうとむし歯の原因となることもありますので注意が必要です。

◎緑茶

緑茶に含まれるポリフェノールの一種である「カテキン」には、細菌やウイルスを抑制する抗菌作用・抗酸化作用があるといわれています。

またむし歯菌などの細菌はたんぱく質が主体で、カテキンがたんぱく質にくっつく性質があることから、むし歯菌の働きを抑制してくれます。

またカテキンには、歯垢を生む「酵素」の働きを抑える効果もあります。

◎ウーロン茶

ウーロン茶のポリフェノールは、歯石の原因となる酵素の働きを阻む働きがあります。

さらにウーロン茶に含まれる「タンニン」には、殺菌効果もあり、むし歯予防に効果があるといわれています。


■おすすめのむし歯予防グッズ

◎デンタルフロス・歯間ブラシ

むし歯の90%は歯と歯の間にできるといわれています。ハブラシだけでは、なかなか落としきることが難しいことも、、、

はみがきのときに歯と歯の間にデンタルフロス・歯間ブラシなどの補助用具を使用して歯垢を残さないようにすることが大切です。うえの歯科医院では患者様に合わせて歯間ブラシのサイズもお選びいただけます。


◎電動歯ブラシ

スイッチを入れるだけ、自動振動で磨いてくれる電動歯ブラシ。細かな振動で歯茎のマッサージができるため、むし歯だけでなく歯周病予防にも効果があります。

さらに、振動による水流で歯と歯の間の歯石(プラーク)を洗い流してくれます。

ツルツルの歯に仕上げてくれるのもうれしいポイントです。

粘度の高い細菌も除去できる超音波歯ブラシは、むし歯予防に効果的です。


◎フッ素ジェル・洗口液

むし歯予防に効果的なフッ素をご自宅でも活用されるのが効果的です。

フッ素はむし歯菌の活動を抑え、歯のエナメル質の強化(再石灰化)を促進する効果があります。

はみがき後に、フッ素のジェルを塗ったり、もしくはフッ素が配合された洗口液でお口をゆすぐのも効果的です。

日頃のフッ素ジェル・洗口液と、歯医者さんでのフッ素コーティングとを組み合わせて使用することで、むし歯予防・初期むし歯の進行を防ぐことができます。


■効果的なむし歯予防法

◎定期的に歯科医院に通う

歯ブラシでは磨きにくい場所があるため、どうしても自分で細かい汚れが取れないことも、、、

そのため、定期的に歯科医院でクリーニングをしてもらうことも大切です。

また、むし歯菌の活動をおさえて歯を強くするフッ素塗布もおすすめです。

定期的に歯科医院に通ってむし歯予防をしましょう。


■まとめ

今回はむし歯予防についてご紹介しました。うえの歯科医院では、管理栄養士が在籍し、むし歯になりにくい食生活についてのご相談も随時行っています。担当制のため、食生活から、ご自身に合った歯ブラシ、歯みがき粉までぴったりのものをご紹介できます。是非お気軽にご相談ください。


【むし歯予防】むし歯を予防するためにはどうしたらいい?おすすめの方法を紹介!

ブログ監修者


医療法人VERITAS うえの歯科医院 

理事長 上野友也


1993年 鶴見大学歯学部卒業

1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了

1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生

2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了

2002年 うえの歯科医院設立

2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立

2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了

2008年 JIADSペリオコース修了

2009年 JIADSエンドコース修了

2010年 JIADS補綴コース修了

2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了

2012年 ニューヨーク大学CDE在籍


• 所  属

国際インプラント学会(ICOI)会員

日本顎咬合学会会員

財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー

OSI会員

JIADS会員

厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医

鶴見大学歯学部附属病院共同診療医

済生会東部病院共同診療医

横浜労災病院共同診療医

日本歯周病学会

日本臨床歯周病学会

日本口腔インプラント学会

鶴見大学歯学部歯周病学講座