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2023/10/26インプラントとは?後悔しないために知っておきたい基本情報を紹介

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士の高岡です。


むし歯や歯周病で歯を失ってしまった場合、その歯を補う治療法はいくつかあります。

なかでも皆様がCMや街中の看板で見かけるのが【インプラント】ですよね。

インプラント=高い!というイメージがある方も多いかと思います。

そもそもインプラントとはどのような治療なのか?どういった方には適さず、どういった方にはメリットがあるのか、詳しくご紹介します!


関連記事【奥歯を1本失ったら部分入れ歯にするべき?費用は保険によって変わる?

インプラントとは?後悔しないために知っておきたい基本情報を紹介

◽️インプラントとは?

そもそもインプラントとはどのような治療なのでしょうか?


◇歯科インプラントについて

インプラントとは、人工の材料や部品を体に入れることの総称です。歯科以外でも、骨折やヘルニアの手術等でも身体に人工部品を入れるインプラント治療があります。

歯科では、歯を失ったあごの骨に体になじみやすい材料(生体材料)で作られた歯の根っこを埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けたものです。


基本的には三つのパーツからできており、


・顎骨の中に埋め込まれる部分すなわち歯根部(インプラント体)

・インプラント体の上に取り付けられる支台部(アバットメント)

・歯の部分に相当する人工歯(上部構造)


から構成されています。

インプラントとは?後悔しないために知っておきたい基本情報を紹介

インプラント体の材質はチタンまたはチタン合金で、大きさは直径が3~5mm、長さは6~18mmです。歯を入れる部位や骨の状態によって大きさは異なります。

アバットメントの材質はチタン、チタン合金、ジルコニアなど、上部構造の材質はレジン(プラスチック)、セラミック(陶器)、セラミックとレジンを混ぜたハイブリッドセラミック、金合金などから選ぶことができます。



◇差し歯との違い

インプラントと差し歯はよく間違えられることがありますが、全く別物です。

どういった違いがあるのでしょうか。


インプラント治療と差し歯の治療の一番の違いは、「治療する歯の根元が 有るか無いか」です。


インプラント治療では、上記のように人工歯根(インプラント)を埋め込み、上部構造(セラミックなど)を装着します。

差し歯を使用した治療は、患者様の天然の歯根を使用し、その上に被せ物をする治療法となります。


つまり差し歯の治療は、患者様自身の歯の根っこは残っている状態で、普段から見える歯の上の部分だけ失った時に出来る治療法となります。もし治療したい歯が根元ごとない場合は、差し歯という治療法は選択できません。残っている歯根が保存不可能なら、逆に歯根が残っていても抜歯をすることでインプラント手術は選択可能です。


また、インプラント治療は多くの場合、すべて自由診療です。差し歯の治療は、保険適用の物からセラミックなどの自由診療まで選択することができます。




◽️インプラントの基本情報

それではインプラントの具体的な治療内容や費用、適さないケースもあるのか、みていきましょう。

インプラントとは?後悔しないために知っておきたい基本情報を紹介

◇インプラント治療の内容

インプラントを入れたい!となった場合の流れは以下の通りです。


カウンセリング:インプラント治療のメリットやデメリット、治療の流れ、治療をするにあたっての重要事項など、詳しい情報をまず知っていただきます。

術前検査:正しく安全に長持ちするインプラントを入れるために、細菌検査やCTの撮影、型取りなどを行います。

治療計画の提示:術前検査の結果を元に、Drから具体的な手術の方法をお伝えします。患者様の疑問点や不安点をこの場で解消していただく機会でもあります。

一次手術:インプラント体を顎の骨に埋め込みます。外科的な処置でデリケートな手術となるため、オペ室で行うことがほとんどです。場合によっては全身麻酔下で行うこともあります。手術時間は1〜3時間程となります。

一次手術後は、インプラント体と骨を結合させるまで、3〜6ヶ月ほど治癒期間を設けます。

二次手術:インプラント体と骨を結合させた後、土台となるアバットメントを入れるための準備の手術を二次手術といいます。埋め込んだインプラントの頭を出し、アバットメントを入れるためのスペースを確保するように蓋をします。この時に歯肉を切開するため、歯肉の傷が落ち着いてから次の手順に進みます。

土台(アバットメント)の型取りと装着:土台部分となるアバットメントの型取りをし、完成次第装着をします。この時には、歯の見た目の仮歯を入れることができ、食事もしやすくなります。

上部構造の型取りと装着:土台と同様に、歯の上部の代わりとなる上部構造の型取りをし、完成次第装着をします。これでインプラント治療は完了です!

メインテナンス:治療後は定期的に検診にお越しいただき、インプラントを長持ちさせられるよう、クリーニングを行なったり、ご自身での歯磨きの方法をレクチャーいたします。



◇インプラントの費用

インプラントは自由診療のため、治療費は歯科医師が自由に決められます。つまり、治療費が高い歯科医院もあれば安い歯科医院もあります。


一般的な奥歯のインプラント治療の相場は1本30万円〜60万円です。

施設内の設備や歯科医師の技術、使用するインプラントのメーカーは歯科医院ごとに異なるため、細かな内訳も歯科医院によって違いがあります。


インプラントをどこで受けるかを決める際は、しっかりとカウンセリングを受け、説明を聞いてから判断すると安心です。



◇インプラント治療に適さない人の特徴

ここまで、インプラント治療についてお伝えしていますが、どのような方でもインプラント治療が適するわけではありません。

インプラント治療が適さない方の特徴は以下の通りです。


▲20歳未満の方、妊婦、85歳以上の方

顎や歯の成長途中にある20歳未満の方や、手術や継続的な定期検診が難しい可能性がある高齢者は、インプラント治療を避けたほうがよいとされます。
また、妊娠中の方は体調が不安定になりやすいです。治療は安定期に行うか、出産後に行うほうが安心といわれています。


▲手術を受けることが困難な方

インプラントは外科的な手術を伴う治療法です。
そのため、持病の影響で外科手術を受けることを主治医から止められている場合は、インプラント治療は不可能となります。
また、外科手術に対する強い恐怖感や抵抗感がある方も、インプラントには不向きといえます。


▲骨粗鬆症の方

骨粗鬆症は骨の密度が低くなり、骨質が低下している状態のことを言います。
骨粗鬆症でもインプラントは不可能とは言い切れませんが、飲んでいる薬(ビスホスホネート系製剤など)によっては顎の骨が壊死するリスクが高かったり、術後のインプラントの定着の予後が悪くなるケースがあり、注意が必要です。
インプラント治療を行う歯科医師と、骨粗鬆症の治療の担当医とよく相談をして治療を行う必要があります。


▲治療後に定期的に検診に行けない方

インプラント治療は手術が終わったからといって終了ではありません。その後のメンテナンスも重要となります。

歯科医院によってインプラントのメーカーが異なると何かあった時に対処が難しい場合もあります。
そのため、インプラントを受けた歯医者さんで定期検診を継続して行い、クリーニングなどの処置を受けた方が安心です。
その定期健診を受けることが難しい事情がある場合は、術後のことを考えるとインプラントには不向きと言えます。


▲喫煙者

煙草に含まれるニコチンは、歯ぐきの中の毛細血管を収縮させ、血液の巡りを悪くしてしまいます。
その影響で、インプラントと骨の結合を阻害したり、インプラント周囲炎を引き起こす危険性が出てくるため、禁煙を指示されるケースもあります。

インプラントとは?後悔しないために知っておきたい基本情報を紹介

◽️インプラントは絶対ダメ、やめた方がいいと言われる理由3選

インプラントは「絶対ダメ」「やめたほうがいい」

「やらなきゃよかった」と言われることがあります。

高額な治療だからこそ、後悔はしたくないですよね…

なぜインプラントはやめた方が良い!と言われるのか、その理由を解説していきます。


◇治療費が高くなりやすい

まず第一に費用の問題です。

通常のインプラントは基本的に健康保険がききません。自由診療となるため、治療費は他の治療法と比べると高額になります。
また、どのくらい治療費がかかるかは、お口の状況や医院によっても異なります。手術前にカウンセリングをしっかり受け、治療費を確認した上で治療を始めましょう。

なお、健康保険はききませんが、インプラントの治療費は医療費控除の対象になることもあります。

医療費控除とは、1年間に10万円以上の医療費が発生した場合、所得に応じて治療費の一部が還付される制度です。
インプラント治療をする場合は、医療費控除の申告を行なうことで治療費の負担を軽減できるでしょう。



◇治療期間が長い

インプラントの治療期間は骨の状態や歯の部位によっても異なりますが、おおよそ半年〜1年です。
他の治療法と比べると治療期間が長くなるため、予定が立てづらくなることも考えられます。治療期間については、インプラント治療を受ける前にしっかりと確認しておきましょう。


◇インプラント周囲炎になるリスクがある

インプラントは治療後に「インプラント周囲炎」のリスクがあります。インプラントは完全防御機構が弱いこともあり、歯周病に感染し、炎症を起こしてしまうことがあります。

インプラントを周囲炎から守り長持ちさせるには、日々のメンテナンスや定期検診が必要です。

インプラントはご自身の天然歯と同様、日々清潔に保つことが必要です。




■インプラント治療のメリット5選

インプラント治療にはデメリットもありますが、それ以上に多くのメリットがあります。


◇自分の歯と同じような感覚で食事ができる

インプラントは他の入れ歯やブリッジとは違って、歯の根っこの部分まで回復できるため、自分の歯のような感覚でしっかり噛むことができるという最大のメリットがあります。


◇セルフケアが簡単

インプラントは術後に定期的なメンテナンスが必要になりますが、セルフケアは通常の歯と同じような歯磨きで大丈夫です。
入れ歯のアタッチメントの洗浄のような面倒な作業はありません。

◇周囲の健康な歯に影響がない

インプラントは人工歯根を1本1本埋め込むため、それぞれが独立した歯となります。そのため、ブリッジや入れ歯のように、周囲の歯を削ったり負担がかかったりすることはありません。
負担がかかった歯は寿命も短くなるため、周囲の歯をできるだけ健康に残したい方におすすめです。

インプラントとは?後悔しないために知っておきたい基本情報を紹介

◇顎の骨が痩せるのを防げる

天然の歯は歯根を失ってしまうと、咀嚼したときに力が骨まで届きません。刺激が届かなくなった骨は次第に痩せていき、周囲の歯にも影響が出始めます。
インプラント治療はあごの骨に人工歯根を埋め込むため、咀嚼すると骨まで刺激が伝わります。日々咀嚼して刺激を与えると、顎の骨の健康を保てます。


◇見た目がきれい

人の第一印象の中でも、口元の印象は特に大きいといわれています。

入れ歯やブリッジの場合は色味が不自然であったり金具が見えたりと、見た目の印象が悪くなりかねません。
インプラントなら見た目も天然の歯と同じようにきれいになり、会話や飲食の際に口を開くことに抵抗を感じないでしょう。




■まとめ

うえの歯科医院ではインプラント治療に関わることをサポートしています。

無料でカウンセリングも行なっておりますので、よろしければお問い合わせください。


うえの歯科医院 インプラント

https://www.veritas-implant.com/sp/



ブログ監修者


医療法人VERITAS うえの歯科医院 

理事長 上野友也


1993年 鶴見大学歯学部卒業

1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了

1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生

2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了

2002年 うえの歯科医院設立

2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立

2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了

2008年 JIADSペリオコース修了

2009年 JIADSエンドコース修了

2010年 JIADS補綴コース修了

2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了

2012年 ニューヨーク大学CDE在籍


• 所  属

国際インプラント学会(ICOI)会員

日本顎咬合学会会員

財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー

OSI会員

JIADS会員

厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医

鶴見大学歯学部附属病院共同診療医

済生会東部病院共同診療医

横浜労災病院共同診療医

日本歯周病学会

日本臨床歯周病学会

日本口腔インプラント学会

鶴見大学歯学部歯周病学講座