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2020/05/24歯周病は抗生物質で治る?抗生物質の種類もお話します。

皆様こんにちは!鶴見区にある歯医者さん!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療のうえの歯科医院

歯科衛生士の高橋です


コロナの感染者人数が日々減少してきていますね!

自粛の成果ですね!でも、まだまだ油断はできません…

引き続き、気を引き締めて一緒に頑張りましょう!

今日は世界中で多くの人がかかっている感染症の病気

「歯周病」についてお話させていただきます。

今日は歯周病をお薬で治せるの?と、うえの歯科医院での治療についても

お話させていただきます!




■歯周病に抗生物質や市販薬は効く?

◇治療と並行して抗生物質を服用することで効果が期待できる

歯周病を薬で治せるというイメージを持った方がたまに来院されます。

この時に使用する薬は「抗生物質」というものを処方されることが多いです。

しかし、これでは歯周病は実は治らないのです…



歯周病とは「菌」が原因で起こる感染症の病気です。

実は、この菌は「バイオフィルム」というものを形成します。



・バイオフィルムとはそもそもなんでしょうか?

⇒バイオフィルムは排水溝の周りや、池の石についているぬめりなどがこれにあたります。


固体に付着する能力を持っている細菌に、固体には付着できなくてもその細菌と手をつなげる他の菌種が集まってきて、細菌の集合体が形成されます。

この集合体は、バリアで覆われており、薬剤や免疫細胞の攻撃から身を守っています。


これがバイオフィルムです。


このバリアがある限り、抗生物質といわれるものだけでは歯周病が治らないのです…

また、「歯が磨けなかったから、うがいだけの日もある。」

ということをおっしゃる方もいますが、うがいのみでは例えうがい薬を使用しても

このバイオフィルムは除去されないのです。

歯医者さんでのクリーニング、と適切な歯磨きでこのバイオフィルムの形成を阻止することができます。



バイオフィルムのバリアを取り除くためには、歯科医院での治療が必要不可欠です。

そして、この治療と抗生物質を同時に服用することで歯周病の改善に効果がさらに出てくることがあります。



■歯周病で処方される抗生物質の種類

 歯周病で処方される抗生物質の種類としては代表的なものが2種類あります。

 抗生物質とは…「微生物が産生し、ほかの微生物の発育を阻害する薬」です。


◇フロモックス

 セフェム系抗菌薬

 細菌の細胞壁合成を阻害することによって抗菌作用をあらわす薬です

 様々な菌に対しての効果が期待でき、広い範囲の感染症に対して用いられます。


◇ジスロマック

 マクロライド系抗菌薬

 細菌の蛋白質合成を阻害することによって抗菌作用をあらわす薬です。

特に、嫌気性菌に対しての効果が期待できると言われています。

 比較的、飲み合わせの悪い薬は少ないと言われている。


当院では、「ジスロマック」を使用しての歯周治療を行わせていただくことがあります。

治療方法については次でご紹介させていただきます。


細菌検査というものを行わせていただき、お口の中に「レッドコンプレックス」という、歯周病を進める代表的な菌がいるかを調べさせていただきます。この菌が口腔内にいた場合当院では、「ジスロマック」を使用しての歯周病治療を行わせていただくことがございます。



■結果、歯周病の治療は歯科医院へ行こう

うえの歯科院での歯周病治療の流れです。

◇お口全体の検査を行わせていただきます。

 むし歯のチェック、歯周病の有無・進行具合、磨き残しをチェックします。


 また、細菌検査(歯周病やむし歯を進める菌の有無、感染リスクについて知ることができます)を受けていただきます。(こちらは、保険とは別診療です。)



◇正しい歯磨き方法の指導

 まずは、お口の中の環境を整えてあげるところからスタートします。

 正しい歯磨きについてまずはしっかり身に着けてもらいます!

 また、YouTubeにて磨き方のコツやポイントなども随時配信していきますので

 ぜひ、こちらもご覧ください!




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◇歯石やプラークの除去

 お口の中の環境が整ったところで、歯石という磨き残しが固くなってしまったものを取らせていただきます。


◇歯周ポケットの検査・歯ぐきの中の歯石とり

 歯石を一度取らせていただいて、その後にもう一度お口の中の検査を行います。

 そして、歯ぐきの中に入ってしまった歯石を今度はとらせていただきます。


 このときに、「ジスロマック」を処方させていただき、身体の中からも細菌と戦ってもらい、菌数が一番お口の中に少ないときに歯石をとり、歯肉の回復も図る。


というものです。より、歯周病の再発のリスクを下げることができます。


◇最後に歯周病の検査をもう一度

 治療を行っての歯周病の治癒を確認させていただきます。

 また、この時に細菌検査をもう一度行わせていただき、菌の状態まで確認します。


ことの時のお口の中によって、今後の治療方針がまた変わるとっても大事に検査です。


■まとめ

 歯周病というものは、薬だけではなかなか治りません。

 痛み止めなども、本当に一時的なものでしかないのでしっかりと治療を行うことを

 お勧めします。

 歯周病も感染症の病気です。大切な人に歯周病を感染させてしまうかも知れません…

 ぜひ、一度徹底的なお口の中の検査を行っていただき、早期に治していきましょう!