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2024/02/29厄介な親知らず、抜く?抜かない?リスクとメリットを徹底解説!

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士兼トリートメントコーディネーターの高岡です。


親知らずを抜くか抜かないか、抜くならどのタイミングで抜くのが良いのか、迷われている方がたくさんいらっしゃいます。


そもそも親知らずは、17歳~25歳頃に最後に生えてくる永久歯です。真っ直ぐ生えていて上下で噛み合っていれば問題ありませんが、斜めに生えていたり、歯茎に埋まったままだったりすると、むし歯や歯周病のリスクを高めたり、痛みを引き起こしたりします。

そこで今回は、親知らずを抜歯することのメリットとデメリット、抜歯後の痛みやリスクについて詳しく解説します。

厄介な親知らず、抜く?抜かない?リスクとメリットを徹底解説!

◽️親知らずを抜歯するメリット

まずは親知らずを抜くことのメリットです。


①むし歯や歯周病のリスクを減らす

斜めに生えていたり、歯茎に埋まったままの親知らずは、歯磨きが難しくむし歯や歯周病になりやすくなってしまいます。抜歯することでこれらのリスクを減らすことができます。


②痛みや腫れを抑える

親知らずが正しく生えていない場合、汚れが溜まりやすくなる分、そこに炎症を起こし、痛みや腫れを引き起こすことがあります。抜歯することでこれらの症状を解消することができます。


③矯正治療をスムーズに進める

親知らずが歯並びを妨げている場合は、矯正治療の前に抜歯が必要になることがあります。


④将来的なトラブルを回避する

親知らずが原因で隣の歯を圧迫したり、歯根を溶かしたりする可能性があります。すると隣の健康的な歯もぐらついてきたり、歯周病を引き起こしやすくなってしまいます。

抜歯することで、これらの将来的なトラブルを回避することができます。




◽️親知らずを抜歯するデメリット

親知らずを抜歯することは良いことだらけというわけではありません。親知らずの抜歯もデメリットがあります。


・痛みや腫れ:抜歯後は、痛みや腫れが出ることがあります。


・神経損傷: 下の親知らずを抜歯する際、親知らずの生え方によっては、神経を傷つけてしまう可能性があります。


・ドライソケット: 抜歯後の穴が血餅(かさぶた)で覆われずに、骨が露出してしまうことがあります。ドライソケットは痛みを伴います。


・感染症: 抜歯後に口腔内が清潔に保たれていないと、感染症を引き起こす可能性があります。


厄介な親知らず、抜く?抜かない?リスクとメリットを徹底解説!

◽️親知らずを抜くリスクと抜かないリスク

親知らずを抜くかどうかは、メリットとデメリットを比較検討して判断すると良いでしょう。ここまでの内容を踏まえて抜かないリスクと抜くリスクをまとめてみました。


◇親知らずを抜かないリスク

・むし歯や歯周病

・痛みや腫れ

・隣の歯を圧迫

・歯根を溶かす

・将来的に抜歯が必要になる


◇親知らずを抜くリスク:

・痛みや腫れ

・神経損傷

・ドライソケット

・感染症



◽️ちなみに抜歯後の痛みはどのようなもの?

抜歯後は、痛みや腫れが出ることがあります。もちろん痛みや腫れには個人差があります。


抜歯当日は痛みを感じることがありますが、通常は数日~1週間で治まります。

また、抜歯後2~3日目に腫れがピークになり、その後徐々に引いていきます。


◇痛みや腫れを抑えるためには…

痛みや腫れをできるだけ抑えるためには、以下の方法が効果的です。


・痛み止め: 歯科医院から処方された痛み止めを服用する。

・冷やす: 抜歯部位を冷やすことで、腫れを抑えることができる。ただし、24時間後以降は冷やしてしまうとしこりになる可能性もあるので、冷やすのは当日中のみにすることがお勧めです。

・安静にする: 激しい運動や刺激を避ける。血行が良くなるとその分治るまで長引いてしまいます。

・口内を清潔にする: 抜歯後は、食後に口内を水でゆすいだり、殺菌作用のあるマウスウォッシュを使用したりして、清潔に保ちましょう。しかし、ゆすぎすぎるとドライソケットのリスクもあるため、うがいに関しては歯科医師の指示に従いましょう。




◽️親知らずの抜歯を検討している方へ

親知らずの抜歯を検討している方は、歯科医院でレントゲン撮影を行い、親知らずの状態を確認してもらいましょう。

歯科医師は、親知らずの状態や位置、周りの歯の状態などを総合的に判断して、抜歯が必要かどうかを判断してくれます。

厄介な親知らず、抜く?抜かない?リスクとメリットを徹底解説!

◽️まとめ

親知らずを抜くかどうかは、メリットとデメリットを比較検討して、最終的には自分の判断で決めることができます。もし親知らずを抜く場合は、メリットデメリットを把握した上で、タイミングを考慮した上で予約を取ると安心ですね。

うえの歯科医院では親知らずの抜歯などの口腔外科に関わることをサポートしています。よろしければお問い合わせください。


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