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2023/02/26矯正中の口臭対策は?器具を外したあとの情報も紹介!

皆様 こんにちは!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院

歯科医師の中曽根です。


2月に入り、だんだんと春が近づいてきたように感じます。その反面、花粉症を持つ人にとってはツラい季節がやってきますね…。鼻が詰まり、口呼吸になりがちですが、常にお口の中は潤わせておきましょう。


さて、本日のテーマは矯正治療中における口臭と装置の臭いです。

矯正治療をされている方なら誰しもが一度は感じたことのある問題かと思います。

そこで今回はそもそもの原因や対策、装置の洗い方など細かくお伝えします。


◼️矯正中に口臭が強くなる原因

◇磨き残しが多い

矯正治療の種類にはワイヤー矯正・マウスピース矯正があります。前者は歯に表面に装着をつけるため、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすいです。後者は歯全体にマウスピースを装着する必要があり、唾液による汚れを洗い流す洗浄効果が得られにくくなります。そのためお口の中は細菌が繁殖しやすい環境になり、汚れが蓄積すると口臭が発生するのです。


◇口内炎がある

口内炎も口臭の原因の一つ。特にワイヤー矯正では装置がお口の中の粘膜に当たって傷がつきやすく、口内炎などが発症しやすいです。炎症を起こして膿みがでると悪臭を放つこともあります。


◇口の中が乾燥している

矯正治療は一時的に噛み合わせをゆるめるため、噛み合わせが合わないといった状態になることがあります。それにより口が開いたままになり、唾液の量が減ってお口の中が乾燥しやすくなる可能性があります。お口の中が乾燥すると、口臭の原因となる細菌が繁殖してしまうことも。また口で呼吸している方は常に口が開いた状態になるため、水分を多くとったり唾液の分泌を促したり、鼻呼吸になるようにトレーニングしたりする必要があります。


◼️矯正以外の口臭

口臭が発生する原因は、歯列矯正だけではありません。

そのほかにもストレスや睡眠不足、過度なダイエットによるホルモンバランスの崩れなどでも、口臭が強くなることがあります。


◼️矯正中の口臭対策

◇歯磨きは一日3回行う、そして歯垢を溜めない

矯正治療中は、通常よりも丁寧な歯磨きが必要になります。できれば1日3回、食後は必ず歯磨きをするようにしてください。難しい場合はしっかりうがいをして汚れを落とすようにしましょう。

歯列矯正の器具がついた状態で歯を磨くのは大変ですが、可能であれば鏡を見ながら一本ずつ丁寧に磨くようにしてください。鏡を見ながら磨くことで、歯ブラシが届きにくい場所もよくわかるのでおすすめです。


また、自分でうまく汚れを落としきれない、落とせているか心配という方は、歯科医院でクリーニングやブラッシングのアドバイスもしてもらえます。

当院でもメンテナンスのご相談を承っていますので、お気軽にご相談ください。


◇口腔内の乾燥を防ぐ

口の中を乾燥させないために、唾液を増やして潤いを与えましょう。

食事をするときにはよく噛んで食べると、唾液の分泌が増えます。

また口の中が乾燥していると感じたときには、こまめに水分補給をすることが大切です。

水分を取るといっても、口の中が潤う程度の水分補給でも大丈夫です。


◇舌もきれいに磨く

口臭の原因となる細菌は、歯だけではなく舌にも付着しています。歯磨きのお手入れと一緒に、専用のブラシなどを用いて舌も磨くようにしましょう

このとき、汚れを落としたい気持ちから強く磨いてしまいがちですが、舌を傷つけてしまうので、優しくゆっくりとブラッシングすることが大切です。後ろから前へブラシを動かすようにしてください。


◇補助的清掃用具を使う

歯ブラシだけではしっかり汚れを落とせないときには、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使ってみましょう。

とくに矯正をしている所は、歯並びの関係で歯ブラシではうまく磨けないので、これらのケアグッズを上手に活用してください。仕上げに歯磨きのあとデンタルウォッシュなどの洗口液を使うことで、口の中に残った細菌を洗い流すことができます。

また、ワイヤー矯正では歯ブラシだけではしっかり汚れを落とすことができません。「ワンタフトブラシ」と呼ばれる毛先の細いブラシと併用して汚れを落とすことをおススメします。

矯正中の口臭対策は?器具を外したあとの情報も紹介!

次に、マウスピース矯正における臭いのお話をしていきます。


◼️マウスピースが臭う原因

◇マウスピースの洗浄不足

マウスピースはしっかり洗浄をしないと、匂いが発生するもとになります。マウスピースは、ポリウレタンというプラスチック素材でできており、匂いがうつりやすい特徴があります。マウスピースをしっかりと洗浄しないと、付着した唾液が石灰化してマウスピースが白くなり、匂いが発生します。


◇マウスピースに口腔内の細菌が付着するため

マウスピースにできた細かい傷に、付着した細菌が繁殖することで臭いの原因になります。使用しているうちに目に見えないような細かい傷がつくことがあり、この傷に付着した口腔内の細菌が匂いの元です。


◇磨き残しがあるまま装着してしまうため

歯のブラッシングが不十分で、磨き残しがあるのも、マウスピースが臭う原因に。歯にプラークや食べかすが着いた状態でマウスピースを装着すると、歯の汚れについた菌がマウスピースにも付着して、臭いを発生させます。


◼️マウスピースのお手入れ方法

◇水洗いで毎日のケアを行う

毎日のケアは、指や柔らかめの歯ブラシを使って水洗いでおこないましょう。落ちやすい部分の汚れは、軽くこするだけでほぼ除去できます。また、お手入れに歯磨き粉は使用しないようにしましょう。歯磨き粉に含まれている研磨剤がマウスピースを傷つける恐れがあるためです。洗浄が終わったら、良く乾かしてから装着しましょう。


◇マウスピース専用の洗浄剤で洗う

1週間に1〜2回は、クリニックや一般のドラッグストアで販売されているマウスピースの洗浄剤を使って洗浄しましょう。目立つ汚れ以外にも、目に見えにくい汚れや匂いも除去できます。洗浄液は、タブレット型の薬剤を水かぬるま湯に溶かして使用します。高温のお湯にマウスピースを入れると変形してしまうため、水温には十分に注意しましょう。


◇超音波洗浄機で洗う

市販されている超音波洗浄機を使用して汚れを落とす方法もあります。前述の洗浄液とあわせて使うことで、こびりついた汚れも落とせます。


◼️まとめ

矯正治療中のお口の中は汚れが溜まりやすく、むし歯・歯周病・口臭などトラブルが発生しやすいです。これらを予防するためには丁寧な歯磨きが必要になります。なお矯正治療中に虫歯や歯周病が進行してしまうと、治療期間が長くなる可能性もあります。セルフケアと併せて、定期的に歯科医院でのクリーニングも受けると良いでしょう。自分では落としきれない汚れも除去し、口腔内を清潔に保つよう一緒に頑張りましょう!


うえの歯科医院では矯正治療に関わることをサポートしているので宜しければお問い合わせください。

ブログ監修者


医療法人VERITAS うえの歯科医院 

理事長 上野友也


1993年 鶴見大学歯学部卒業

1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了

1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生

2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了

2002年 うえの歯科医院設立

2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立

2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了

2008年 JIADSペリオコース修了

2009年 JIADSエンドコース修了

2010年 JIADS補綴コース修了

2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了

2012年 ニューヨーク大学CDE在籍


• 所  属

国際インプラント学会(ICOI)会員

日本顎咬合学会会員

財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー

OSI会員

JIADS会員

厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医

鶴見大学歯学部附属病院共同診療医

済生会東部病院共同診療医

横浜労災病院共同診療医

日本歯周病学会

日本臨床歯周病学会

日本口腔インプラント学会

鶴見大学歯学部歯周病学講座