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2023/08/03矯正費用の相場はいくら?治療法別の相場と支払い方法を紹介

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士の高岡です。


歯並びが気になっているけど、矯正治療をするのは高い

お金はないけど、矯正治療をしたい!

という方は多いのではないでしょうか。

今回は矯正治療の費用の相場を、治療方法別の相場、支払い方法も含めてご紹介します!



大人の矯正費用の相場

矯正治療の費用は、大人の矯正と子どもの矯正で異なります。

まずは大人の矯正費用の相場をみていきましょう。


大人の矯正と一口にいっても、歯の表側に装置をつける表側矯正、歯の裏側に装置をつける裏側矯正、最近メジャーになってきたマウスピースで行うマウスピース矯正とあります。それぞれ価格帯が全体矯正なのか部分的な矯正かによっても異なります。

それぞれの矯正費用の相場は以下の通りです。


◆表側矯正(ワイヤー矯正)

全体矯正:60~150万円

部分矯正:3060万円

矯正費用の相場はいくら?治療法別の相場と支払い方法を紹介

全体矯正と比べて、部分矯正は半分程度に値段が抑えられることもあります。

表側矯正の全体矯正の値段にはかなり値段の幅があるのが気になる方もいらっしゃると思います。この理由の一つが「装置の素材」です。

ワイヤー矯正は金属製のブラケット(メタルブラケット)を使用した場合がもっともスタンダードで安いですが、装置を付けているのが目立ってしまうというデメリットもあります。このブラケットの材質がプラスチックやジルコニア、セラミックなどの目立ちにくい素材を使った場合、比較的費用が高くなります。


◆裏側矯正(ワイヤー矯正)

全体矯正:100~200万円

部分矯正:40~100万円

矯正費用の相場はいくら?治療法別の相場と支払い方法を紹介

裏側矯正は表側矯正よりも費用が高くなる傾向にあります。

その理由は、歯の裏面は複雑な形状をしているため、ブラケットを一つずつオーダーメイドで製作する必要があるためです。また、表面にブラケットを取りつける場合よりも難易度が高くなります。そのため治療の技術料が加算されることになり、表側矯正よりも裏側矯正の方が費用が高くなりやすいです。


◆マウスピース矯正

全体矯正:20100万円

部分矯正:10~40万円

矯正費用の相場はいくら?治療法別の相場と支払い方法を紹介

マウスピース矯正は、透明で目立たないマウスピースを矯正器具として使うため目立ちにくいのが最大のメリットです。

また、初回の診査とマウスピース制作のための型取りを行ったあとは、自分でマウスピースを交換しながら矯正をすすめるため来院回数を比較的抑えることができます。
ただし、マウスピースの装着時間は自己管理となります。マウスピースの装置が長ければ長いほど歯はスムーズに動きますが、装着時間が短いと矯正治療の期間は延びてしまいます。

自己管理に自信がある方、部分的な歯並びやちょっとした歯並びの悪さが気になるという方にオススメの矯正治療です。



◆その他費用

上記で示した費用は矯正治療の基本的な料金ですが、矯正治療の前後にプラスで費用がかかる場合もあります。


矯正前: 25万円

初診時のカウンセリングや精密検査には別途費用がかかることがほとんどです。

矯正治療開始前にむし歯治療や抜歯も必要な方がいらっしゃいます。その場合はその治療費がかかります。


・矯正後:710万円

装置を装着後は月に1回程度通院が必要となります。その際に調整料や管理料がかかります。

また歯並びがきれいになった後は、後戻り防止のためのリテーナーという装置をつける必要があります。そのリテーナー代は基本料金とは別に費用が発生することがあります。

矯正費用の相場はいくら?治療法別の相場と支払い方法を紹介

子どもの矯正費用の相場平均

ここまで大人の矯正治療の費用を紹介しましたが、子どもは年齢によって治療費がそれぞれです。


◆第一期治療(3~12歳くらいが対象)

2040万円くらい


年齢差等お子さんによって差はありますが、第一期治療は乳歯が生え残っている312歳位までのお子さんが対象です。第一期治療は「歯並びを整える治療」というよりも、顎のバランスを整える「土台作り」が中心です。永久歯が理想的な位置に並び、正しい噛み合わせができるように骨格を整えていく治療となります。

併せて舌の癖や指しゃぶりなど、顎の発育に悪影響を及ぼす習慣も正しながら、正しい顎の成長を促します。
永久歯が生え揃う土台がきちんと整えば結果的に正しい位置に永久歯が生えてきます。仮に、第一期治療で永久歯がきれいに並べば治療が終了しますが、理想的な歯並びや噛み合わせにするのは第二期治療からです。ご家族や本人が納得すれば第二期治療はせずに第一期治療で矯正治療を終了することもあります。


第一期治療では主に「床矯正」と呼ばれる取り外し式の装置を使います。子どもの成長に合わせて装置を交換しながら顎の成長を促します。

矯正費用の相場はいくら?治療法別の相場と支払い方法を紹介

◆第二期治療(12~成人が対象)

25100万円くらい


第一期治療は「骨格の改善」を行いますが、第二期治療は「歯並びの改善」を行います。第一期治療で骨格のずれや歪みを整えたあと、第二期治療に移行して歯と歯の隙間やねじれをきれいに整えます。 
第二期治療はブラケットとワイヤーを用いて歯並びや噛み合わせを調整するのが一般的です。基本的な治療法は一般的な大人の矯正とほとんど変わりません。
3
12歳の時期に骨格的な問題はなく「歯並びが乱れている」というケースでは、第一期治療は行わず、第二期治療から開始するケースもあります。




一般的な歯科医院での支払いの方法

ここまででおおよその矯正費用の相場を紹介しましたが、矯正治療はやはりまとまった大きな額が必要なケースがほとんどです。

そんな時に気になるのは支払い方法ですよね。

矯正治療の費用のお支払い方法には以下のようなものがあります。

矯正費用の相場はいくら?治療法別の相場と支払い方法を紹介

◆現金

最も一般的な支払い方法は現金です。

まとまったお金を用意できるなら利子がつくことがないため一番おすすめではあります。

医院によっては、一括でのお支払いだったり、分割で現金でお支払いすることもできたりします。分割回数は医院によって異なりますが、利子がつかない場合がほとんどです。


◆クレジット

医院によってはクレジットカードでお支払いすることもできます。

支払い回数も分割払いができるところもある。

ただし、分割払いの場合は金利が高く一括払いより支払総額が高くなってしまいます。


◆デンタルローン

デンタルローンは金利がかかりますが月々の費用をなるべく抑えたい場合は有効な方法です。特に若い方でまだ学生だからまとまった額は用意できないという方にはオススメです。

最大84回までの分割が可能なため、月々の支払額をかなり抑えることができます。

また、自分が月々いくらの支払いにしたいかによって回数を設定できますし、ボーナス払いも可能です。

金利は医院によって異なるので、よく調べておく必要はあります。金利によっては支払い総額がかなり高くなってしまうこともあるため、きちんと確認しておきましょう。




まとめ

今回は治療方法別の矯正治療の費用と支払い方法について紹介しました。

治療方法や支払い方法によっては、意外とできるかも!とハードルが下がった方もいらっしゃるかもしれません。

金額や支払い方法は医院によって異なります。しっかりとご相談の上で矯正治療をスタートしてくださいね。

うえの歯科医院でも矯正治療のご相談を承っております。ご気軽にご相談ください。


うえの歯科医院 矯正治療

https://www.veritas-occ.jp/dental_service/orthodontic/

ブログ監修者


医療法人VERITAS うえの歯科医院 

理事長 上野友也


1993年 鶴見大学歯学部卒業

1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了

1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生

2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了

2002年 うえの歯科医院設立

2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立

2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了

2008年 JIADSペリオコース修了

2009年 JIADSエンドコース修了

2010年 JIADS補綴コース修了

2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了

2012年 ニューヨーク大学CDE在籍


• 所  属

国際インプラント学会(ICOI)会員

日本顎咬合学会会員

財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー

OSI会員

JIADS会員

厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医

鶴見大学歯学部附属病院共同診療医

済生会東部病院共同診療医

横浜労災病院共同診療医

日本歯周病学会

日本臨床歯周病学会

日本口腔インプラント学会

鶴見大学歯学部歯周病学講座