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2022/10/06歯周病の予防方法は?治し方や症状も紹介

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院

歯科衛生士の高橋です。


朝晩はかなり冷える日も増えてきて、秋が深まってきましたね!

涼しいと言える季節でもありますが、寒暖差が大きくなってきていますので

風邪などひかれませんように、どうぞご自愛ください、、


さて、本日のテーマは「歯周病」です。

マスク生活も少し解除の兆しがありますが、実はマスク生活で

自分の口臭が気になる方がとても多くなりました!


そこから歯周病に気づいて治療が始まる方も多かったです!


なかなか自覚症状がない歯周病ですが、歯を失う原因の病気なのです。

今日はこちらの予防方法についてお話をします。


歯科衛生士が解説!歯周病の予防方法!大切なセルフケアのポイントを

お伝えします。


目次

■歯周病になるとどうなる?

■歯周病の症状

■歯周病は自宅でも予防できる?

■歯周病の予防方法

■まとめ


以上の項目でお話します!




■歯周病になるとどうなる?

まずは自覚症状の少ない歯周病ですが、歯周病になってしまったら

どうなってしまうのかということをお伝えします。

◇口臭が目立つ

先ほどもお伝えした通り、口臭から歯周病かもと疑い、気づく方が多いです。


朝起きた時の口臭が気になる…

マスクをして、口で息をすると自分の口臭が気になる…


このようなことが当てはまる場合は要注意かと思います。

しかし、マスクをしていても気づかない人もいます。。。


◇歯ぐきの腫れ

歯茎が腫れている感じがあるという方も歯周病の疑いがあります。

前回歯ぐきの腫れについて記事を書いているのですが

歯周病になると、歯ぐきが腫れます。

原因が他にも考えられるので、よろしければこちらの記事も確認してみてください。


⇒歯茎の腫れを押すと痛いのはなぜ?腫れて痛む時の対処方法についてついて


歯を磨くと血が出るというので、気づく方も多いです。

歯周病でない場合もありますが、不安であれば早めの歯科医院の受診をお勧めします。


◇進行がひどいと抜歯が必要になる

歯周病は歯を支えている顎の骨を溶かすような病気です。

歯周病の進行がひどいと、歯を支えている顎の骨を溶かしていき、

殆どない状態ということもあります。

歯の揺れを感じるようであれば、危険です。。


なるべく、歯を残していく治療を行いますが、ひどいと選択肢は「抜歯」という

歯を抜く処置しかなくなってしまいます…



■歯周病の症状

次に歯周病の症状についてお話を行います。

◇口臭がひどくなる

先ほど口臭が目立つとありましたが、口臭の原因は様々ですが、

その中でも歯周病に感染していると、歯周病菌により口臭が発生します。


◇出血や膿が目立つようになる

一次的な歯ぐきからの出血であれば、疲労やストレスまたは

歯茎を傷つけてしまったからなどいろいろ考えることができますが、

出血が続くようであれば要注意です。

また、膿が出てくるようであればさらに危険です。。

この歯ぐきからの出血が歯周病菌の栄養源となってさらに歯周病が悪化することにつながります。

出血が続くようであれば、歯科医院を早めに受診しましょう。


◇歯ぐきが痛む

歯ぐきの痛みも歯周病の症状の一つです。

こちらも、もちろん傷つけてしまったとか、親知らずが原因でなど

他の理由も考えられますが、もちろん原因が歯周病のこともありますので、

こちらも要注意です。



■歯周病は自宅でも予防できる?

怖い話を続けて行ってきましたが、歯周病の予防についてお話します。

そんな怖い病気にならないために、早めに行動を起こしましょう!


◇歯磨きのケアは有効

歯周病の原因は「歯周病菌」です。こちらは、何種類も菌があるので一種類ではないのですが、

この菌は歯磨きによる予防が一番大切です。

歯周病の初期段階である「歯肉炎」であれば、歯周病の症状も歯磨きだけでよくなることがあります。

もちろん、一番は独断ではなく専門家に診てもらうことが大切ですが。。


◇専門家によるケアも必要

歯周病は原因は「歯周病菌」ですが、この菌が固まってしまったものを「歯石」と言います。

歯石になってしまったら、歯磨きだけでは落ちません…

歯石をとる器具も売られているようですが不必要に歯を傷つけてしまったりすると

かえって汚れが付きやすくなったりするので、お勧めはできません…

歯石になると、歯科医院で歯のクリーニングがとても大切です。

歯石も目に見えるだけでなく、歯ぐきの中にもついてしまっていることがあるので、

そうなると、自分ではどうすることもできません…

専門家によるチェックとケアは必要不可欠です。


■歯周病の予防方法

お勧めの歯周病予防方法をお伝えします!


◇歯科医院で定期検診に行く

歯科医院で定期検診をうけることで、むし歯の早期発見だけでなく

最適な歯磨きの方法、歯石除去、お口の中のクリーニングなども行えます。

セルフケアだけでは足りないところ、定期的にチェックしてもらい予防を心がけましょう


◇規則正しい生活をする

お仕事が忙しくて…

学校の授業が大変で…

など、忙しいと疲れがたまって歯磨きをせず寝落ちしてしまう人も多いようです…

そうすると、歯磨きをせず、お口の中に汚れがたまったままになってしまいます…

それだけなく、疲労やストレスなどで免疫機能が下がると歯周病の進行もしやすくなります。。


規則正しい生活、せめてしっかりと睡眠時間の確保、寝る前の歯磨きから

意識して生活を整えるようにしましょう。


◇歯磨きをしっかり行う

歯磨きも、「やっているつもり」になっている方が実はおおいです。。

本当に、磨けているのか?

その磨き方があっているのか?

磨き方は、自分のお口の中にちゃんとあっているのか?

ここも、歯医者に通ってチェックしてもらうことをお勧めします!

歯周病の原因となる、菌をしっかり効率よくなくすことも大切です!



◇デンタルグッズを使う

歯ブラシのみでも、もちろん磨くことはできますが、

お口の中の状態によっては、デンタルグッズを使用することをお勧めします!


「デンタルフロス」


「歯間ブラシ」

これらは、歯と歯の間という歯周病を進行するリスクがとても高いところの

歯周病菌を取り除くのにとても効果的です。

自分に合ったものが必要になりますので、こちらも歯科医院で選んでもらうようにしましょう。


また、マウスウォッシュや歯科医院で売られている歯磨き粉や歯ブラシも

実は高い効果を発揮するんです!

歯周病が心配という方は、プロが厳選したものをしっかり使いましょう。


■まとめ

歯周病のケア方法についてお話をさせていただきました。

実は、一人一人ケア方法って違うので、できれば歯科医院に行って

自分にあったパーソナルなケア方法を知って、それを身につけることが

歯周病予防に効果的だと思います。

また、それでも汚れが蓄積してしまうので、そこはプロに任せましょう。

歯周病になると、なかなか治りません…


少しでもいい状態を維持するために今できることを行いましょう!



ブログ監修者


医療法人VERITAS うえの歯科医院 

理事長 上野友也


1993年 鶴見大学歯学部卒業

1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了

1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生

2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了

2002年 うえの歯科医院設立

2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立

2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了

2008年 JIADSペリオコース修了

2009年 JIADSエンドコース修了

2010年 JIADS補綴コース修了

2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了

2012年 ニューヨーク大学CDE在籍


• 所  属

国際インプラント学会(ICOI)会員

日本顎咬合学会会員

財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー

OSI会員

JIADS会員

厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医

鶴見大学歯学部附属病院共同診療医

済生会東部病院共同診療医

横浜労災病院共同診療医

日本歯周病学会

日本臨床歯周病学会

日本口腔インプラント学会

鶴見大学歯学部歯周病学講座